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仕24 「皮投岳」 鹿角市花輪外1字柴内山外9国有林


地形図とルート
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▲Google Maps
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▲旧上沼放牧場から望む皮投岳と五ノ宮嶽。
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▲大湯地区にある黒森山からの望む皮投岳と五ノ宮嶽。
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▲五ノ宮嶽から望む皮投岳。
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▲花輪スキー場コースから望む皮投岳。山頂手前にある一本の杉の木の下に祠がある。
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▲登山口。
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▲登山道。
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▲三倉山(小繋山)に到着。花輪スキー場コースとの分岐でもある。

▲ストリートビュー(パノラマ)
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▲三倉山から下降開始。
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▲旧上沼放牧場を望む。
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▲いっぷく峠への登り。
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▲いっぷく峠に到着。
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▲まだ鹿角市は雲海の下。
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▲途中から残雪が現れる。
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▲ようやく山頂が見えてきた。
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▲瀬ノ沢川流域を望む。
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▲山頂の直下。
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▲残雪で夏道が消えていた。
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▲登ってきた道を振り返る。素晴らしい景色に感動した。
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▲山頂の手前にある祠。ここにだけ杉の木が1本ある。
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▲最後の登り。
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▲山頂。三角点に到達。
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▲ストリートビュー不具合のためこちらから見てください。皮投岳のストリートビュー。


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▲標石。
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▲上部。
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▲簡易レベル測定。
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▲五ノ宮嶽を望む。
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▲帰路は、三倉山分岐からこの長根を伝って花輪スキー場の上にある三等三角点 孝3 「曲沢」を訪れた。
---基準点詳細---
基準点コード:TR36040260801
点名:皮投岳
俗称:大平山、大比山
所在地:秋田県鹿角市花輪外1字柴内山外9国有林107林班そ小班
冠字選点番号:仕24
種別等級:三等三角点   
地形図:田山
測地系:世界測地系(測地成果2011) 
北緯:40°10′06″.0811
東経:140°51′39″.2534
標高:1122.30m
選点:明治44年05月01日
埋標:明治44年05月20日
観測:明治44年06月23日
備考:笠間 孝順
---訪点記録---
探訪日:2021.05.15
自動車到達地点:花輪越・登山口
歩道:登山道あり
周辺:山林
状態:正常
保護石:0個確認
出発時間:04:44 駐車地
到達時間:05:52 三角点到達
出発時間:06:19 三角点出発~三等三角点 孝3 「曲沢」 経由
到着時間:09:03 駐車地
全行程:259分
備考:
---訪点の記---
花輪越の登山口から入山。一部で残雪を踏んでの登頂となった。山頂手前の肩には小さな祠あり。帰路は三倉山分岐から花輪スキー場の上にある三等三角点 孝3 「曲沢」 経由した。
---「もう一つの皮投岳」~個人的地名考~---
 皮投岳(かわなげだけ)標高1122.3mは、秋田県鹿角市と・岩手県八幡平市の境界にある山で、登山道は花輪越からと五ノ宮嶽からの縦走路がある。山容は峻険で荒々しさがあり、五ノ宮嶽の女性らしさと対照的となっている。

 この皮投岳は、山名に纏わる民話や言い伝えが残っており、熊の皮を投げたとか鹿の皮を剥いだとの話が残っているが、よく考えてみると山の恵に感謝するはずのマタギが熊の皮を捨てたり、獲った鹿の皮を捨てたりするはずはない。殆どの山の名前は、川や沢、山の御神体の名前などを冠しているのが普通である。

 ここで私の中に疑問が生まれる。あまりに「皮投」の漢字に意味がありすぎる。地名は音読みに対する当て字が多いので、もしかしてこれは「ヒトウダケ」と読むのではないのかと。

 そこで様々な文献を辿ってみると「秋田郡鹿角郡絵図」では、皮投嶽らしき山の南側に「筆頭沢(ひっとうさわ)」の文字があった。現在の「非瀬沢」の事である。

 また、新撰陸奥国誌 6 P278 大比山には「オオヘイヤマ」「オオヒヤマ」とあり、鹿角郡花輪村ト二戸郡田山村ノ彊界図 明治14年には、岩手県側の呼称として「大平山」とあるので、この「皮(カワ)」と読まずに「ヒ・ヘイ」と読むのが妥当であり、やはり「ひとうだけ」と読むのが正しいかと思われる。

 山としては五ノ宮嶽の方が位が高く、あまり古い文献にこの皮投嶽は登場しないが、明治初期には既に「皮投」の文字が使われていたようだ。

 名だたる山名辞典などにも「かわなげだけ」と登録されているので「ひとうだけ」と読むことは今後もない。どちらにしても鹿角市民に親しまれている青垣山の一座に変わりなく、民話や伝承と相まって古代のロマンを感じさせる。それも「山」の役割かと。

*参考文献
〇 秋田郡鹿角郡絵図 明治12年以降?
https://da.apl.pref.akita.jp/lib/item/00010005/ref-C-120448

〇 各郡全図 明治18年
https://da.apl.pref.akita.jp/lib/item/00010005/ref-C-65374

〇 鹿角郡花輪村ト二戸郡田山村ノ彊界図 明治14年
https://da.apl.pref.akita.jp/lib/item/00010005/ref-C-120579

〇 新撰陸奥国誌 6 (みちのく叢書) P278 大比山
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