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三角点探訪で使用した車両


★ 各地を探訪するために

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 日本の未舗装の林道、林専道、作業道の幅員規格は1.8m~4.0m程度と狭いものが一般的である。「森林施業のための道」、「林業振興のための道」、「生活のための道」という「目的道」の意味合いが強い。

 管理主体側も、予算の関係上、国道や県道、市道が優先であって、需要がなかったり使用目的がなければ、長年、整備が行われずに荒れて廃道になるケースも出てくる。

 このような性質を持つ林道や作業道ではあるが、私の三角点探訪にとっては無くてはならない存在である。そのため、完璧な車を求めたいところではあるが、生憎、一個人を満足させる車など、この世には存在しない。

 やはり、何かを犠牲(快適)にしても、それに特化した車を選ぶべきである。しかし・・・舗装路、高速道路、砂利道、ダートなど、すべての道路条件が最低限必要である。

 そんな中、理想を追い求めるために乗った、素晴らしき愛車たちを紹介します(笑)


★ スズキ ジムニー E-JA22W 2009年~2010年
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 山行ライフを始めるために購入した車。ジムニーは、人気車なので年式の割に値段が高い。リフトアップ仕様であったが、妻も乗れるようにATにした。妻には車高が高くて乗れない、汎用集中ドアロックが開かない、後部座席に人が乗れない、荷物が積めなくて狭いなど、たいへん不評であった。

 また、燃費も悪く、街乗りでリッター4~5km、長距離で7~8km程度であった。途中で給油できる地域であれば良いが、できない地域での探訪は不安であった。また、シミー現象に悩まされ、高速道路では後続車に散々迷惑をかけた。これらの問題点を考慮して、私の山行スタイルを満たす道具としては不適合と判断した。

 教訓としては、ジムニーがスタックした際、他の救援車(一般車)が入ってこられない場所で起こることが多い。基本的に、軽トラの痕跡がない荒れた林道や作業道は、すぐ先で通行止や廃道になっていることが多く、歩いても時間的に変わらないことが良く分かった。
★ ホンダ バモス GF-HM2 2010年~2012年
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 箱バン軽乗用車。ジムニーからの乗り換えなのか、充分に広く感じられた。車高は低いが、4WDで人も乗れるし荷物も積める。この頃から車中泊を意識した装備をし、東日本大震災では家族が寝泊まりをして大活躍をした。また、燃費もターボでありながらリッター10km程度あり、広範囲にパワフルに探訪を行うことができた。

 教訓としては、ターボモデルの軽自動車での林道走行は、タービンに負担がかかりすぎて、オイル管理を適切に行ってもブローしてしまう確率が高い事が判明。また、同じ車種でも4ナンバーの方が維持費が安いこと。
★ スズキ エブリィ  DA64V PC 2013年~2019年
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 前回の教訓を元に、ターボなしで4ナンバーを選択。まさに「商用バン」。パートタイム4WDは使いやすく、通常では2WD、不整地では直結4WDでターボ顔負けの力強い走行であった。対角線スタックに気を付ければ、大抵の林道や作業道は走破できた。ハンドリングも素直で、アクセルワークに対して車体も付いてくるので扱いやすかった。

 教訓としては、エアコン使用での高速走行は、車に対して負担がかかる(オーバーヒート)ということ。秋田県では、融雪剤の影響で、手入れを怠るとボディが錆びやすいこと。内装が質素なので、特に座席下の遮熱対策が必要。エアコン、足回り等の修理費が多額になるようだったので買い替えた。
★ ダイハツ ハイゼットカーゴ クルーズ EBD-S331V 2019年~現在
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 秋田県では、融雪剤の影響で洗車を習慣にしないと錆が発生しやすいので、ボディは泥汚れが目立つ黒色を故意に選んだ。また、車両の下回りは防錆塗装を施してもらった。

 エブリィと比べて室内が全体的に狭い。特に後席の足元が狭く、実質的な2シーター。エブリィではあった、助手席を倒すとテーブルになる機構がないのが、車中泊の室内移動で地味に不便に思った。

 前期型のモッサリと回るエンジンが改良されたようで、低速発進から70kmまではストレスなく加速する。スピードが乗る分、低速コーナーへの突っ込み時に速度超過が多く、修正を試みても柔らかい足回りと剛性の低いモノコックの車体から、どアンダーを誘発することが多いと感じた。この点、エブリィの方が同じ条件でも扱いやすいと思った。

 個人的にハイゼットカーゴは、単独の車中泊には最適な車だと思う。室内の改造はエブリィより容易。特に配線の取り回しが楽である。エブリィは「車」であるのに対して、ハイゼットカーゴは日本の工業製品「道具」という感じがする。
★ 無用なトラブルを避けるために・・・。
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● この先が怪しいと思ったり感じたら、必ず下車して状況偵察!
● 車の装備を過信しないで歩くのが基本!
● 自分の車の特性や限界を知っておく。
● 車の転回場所がなくても、車道幅員の範囲内で切り返す技術を持つこと。

★ 様々なトラブルを回避するための必需品(個人装備品)
①スタッドレスタイヤ・・・どのマッドタイヤよりも走破性が高い。
②脱出板・・・通常の使い方に加え、雪や泥の上ではジャッキの土台となる。
③パンク修理キット・・・未舗装で補助タイヤ使用は不適。
④タイヤ空気入れ・・・上記作業に必須。
⑤牽引ロープ・・・複数あれば連結することができる。
⑥車載ジャッキ・・・車載とは別途、脱出用(沈んだ車体を上げるため)
⑦ジャンプスターター・・・不意のバッテリー上がり対策。
⑧非常時電源・・・携帯充電、ガジェット充電、作業ライトなど。
⑨車鍵スペア・・・車の鍵を紛失した場合。車両の適所に張り付けておく。
⑩剣先スコップ・・・スタック時、テコの代用。
⑪手動ウィンチ類・・・車両の軽微な引き上げ時に使用。
⑫ノコギリ、チェンソー(春)・・・林道の倒木除去。
⑬ペットボトル水・・・飲用、洗浄、オーバーヒート対策、パンク修理。

● 携帯電話の繋がらない場所が多いので、その場で最低限の修理、その場で解決が大前提!
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プロフィール

デコ山さん

Author:デコ山さん
秋田県内に設置された、三角点の探訪記。

主に、明治時代に設置された一等~三等三角点を訪れています。

また 標石を含めた現地の周辺調査、地名や点名の由来なども掲載しています。

秋田県内で、藪の中をゴソゴソとやっている人がいたら、それは私です。

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