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初23 「三階」 仙北市田沢湖町田沢字大深沢国有林


地形図とルート
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▲Google map
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成森から望む本峰。
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▲倉沢山から望む本峰。
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棚白森から三階森へと向かう。
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▲焼山を望む。
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▲名残程度の残雪。踏み抜き、藪漕ぎ、迂回が多発。
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▲残雪上では足早に通過して時間を稼いだ。
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▲残雪が繋いでくれることを祈ったが・・・。
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▲痩せ尾根では藪漕ぎが続いた。
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▲三階森が近づくと、残雪が復活した。
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▲藪漕ぎから解放されたが、標石が雪に埋もれていないか心配になってきた。
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▲三階森、山頂手前。嫌な予感・・・。
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▲山頂に到着。残雪があり、少し掘ってみたが見つからなかった。結局、破線で囲んだ部分にあった。
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▲この時点で標石を見つけられなかったので、倉沢山を探訪するために向かうことにした。
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▲倉沢山から戻って雪を掘ること1時間半、灯台下暗しであったが、最後に標石を見つけられた。
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▲三角点に到達。

▲ストリートビュー(パノラマ)私が一生懸命に雪を掘った現場(笑)
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▲標石
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▲上部
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▲簡易レベル測定
---基準点詳細---
基準点コード:TR35940659901
点名:三階
俗称:三階森
所在地:秋田県仙北市田沢湖町田沢字大深沢国有林3024林班か1小班
冠字選点番号:初23
種別等級:三等三角点   
地形図:八幡平
測地系:世界測地系(測地成果2011) 
北緯:39°54′57″.8267
東経:140°44′59″.8856
標高:1056.11m
選点:明治43年05月09日
造標:明治43年06月01日
観測:明治43年07月06日
備考:勝島 梵震
---訪点記録---
訪問日:2018.05.06
自動車到達地点:県道341号線(残雪のため) 林道・棚白線(玉川大橋)
歩道:なし
周辺:山林
状態:正常
保護石:0個確認(残雪のため)
出発時間:04:24 駐車地
到達時間:08:16 三角点到達
出発時間:08:38 三角点出発~倉沢山
到着時間:17:02 駐車地
全行程:758分
備考:
---訪点の記---
 棚白森から下降開始。残雪が名残程度となり、藪漕ぎを強いられるようになった。それでも、三階森の手前になると再び残雪歩きとなったが、今度は標石が露出しているのか不安になった。

 地形図で見ても遅くまで雪が残るような地形であったが、嫌な予感が的中し、三階森の山頂は残雪に覆われていた。GPSが指している場所周辺の雪を掘ってみたが、標石は見当たらなかった。ここは一度諦めて諦めて倉沢山を目指すことにした。

 倉沢山から戻り、時間を決めて雪を掘ることにした。タイムリミットは午後3時。戻った時間は午後1時。積雪は深い所で60cm前後、2時間の勝負である。棚白森までの藪漕ぎを思い出すと、このルートで2度目の探訪は絶対に考えられなかった。

 しばらく、GPSの指し示すところを徹底的に掘りつくした。しかし、指し示す場所が絶えず動き、ふりまわされる状態がしばらく続いたが、体力的にも限界をむかえ始めていた。

 しかし、1時間半ほどすると、GPSがの矢印が動かなくなったのに気が付いた。周囲もだいぶ掘り起こして地形もわかり始めていたので、それらしき所の雪を掘り起こすと、見事に標石を雪の中から見つけることができた。

 結局、最初に掘り起こした場所が合っていたのだが、周辺を掘り起こさないと最後まで見つけられなかった、無駄な事ではなかったと思う。しかし、標石を見つけて目的を果たすと、今までの疲れが一気に襲ってきた。特に、棚白森の登り返しは本当に堪えた。

 余談だが、この棚白森の登り返しで、私とは別の誰かが歩いているような音が聞こえてきた。枝をパキパキ折りながら藪を漕いで進んでいる音に聞こえた。振り返って、音が聞こえてくる方向の笹薮を見ると、黒い影が笹藪に見え隠れして動きながら、こちらを見ているのが分かった。熊にも見えるが人にも見える。もう、疲労で現実と幻想の世界の判断がつかない状態だったのかもしれない。奥山での三角点探訪では、不思議な現象が時々起こることがある。

 P912からは、棚白沢の北側尾根を下った。笹の薮が濃く降り口に迷ったが、下るにつれて踏み跡が続いていた。しかし、標高が下がると、踏み跡は消えてイヌツゲの激藪となった。最後の最後まで藪と格闘し、再び玉川大橋を渡って車に戻った。

 ほぼ、基本計画通りの山行であったが、南八幡平の山の奥深さと神秘さに圧倒された。
---地名の由来・追記など---
★三階森 本峰の南側、湯の又沢上流に三階ノ滝がある。段丘上に三段になっている様子を「三階」と称したか。一種の見立て地形で、滝名に多い。
抜粋「地名用語語源辞典」楠原 佑介・溝手 理太郎 P263 サンガイ
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秋田県内に設置された、三角点の探訪記。

主に、明治時代に設置された一等~三等三角点を訪れています。

また 標石を含めた現地の周辺調査、地名や点名の由来なども掲載しています。

秋田県内で、藪の中をゴソゴソとやっている人がいたら、それは私です。

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