松01 「一ノ沢」 秋田市河辺岩見字(杉沢)岩見山国有林
地形図とルート

▲Google map

▲筑紫森 山頂から望む本峰。

▲林業専用道・財ノ神線の起点からスタート。

▲新設の林専道から望む筑紫森。

▲太平山の稜線を見上げる。

▲この日は工事をしていなかった。林専道の延伸方向に気を付けながら、ルートを確認して進んだ。

▲目的の枝尾根に向かうため、林専道の終点から作業道へと入ることにした。

▲目的の枝尾根まで作業道が伸びていた。早速、枝尾根に取り付くことにした。

▲林齢が低い杉造林地内の廃道になった作業路を進んだ。

▲奥に進むと特徴のない地形となった。

▲何とか、それらしい枝尾根に乗ると作業路があった。

▲作業路の終点から、ピンクテープが尾根沿いに付けられていた。

▲小径と合流。そのまま辿ることにした。

▲急傾斜の境界を登る。

▲登り切って小休憩後、三角点峰を目指した。

▲稜線には国有林巡視路の小径が続いていた。

▲道があるおかげで、順調に進むことができた。

▲稜線、北東からの尾根と合流地点。何かの標石がある事に気が付いた。

▲「明治26年6月」とある。秋田営林局初期の境界標石かもしれない。

▲現在の施業計画図にも記載がある「第243号境界標石」

▲国有林と民有林の境界標石で、基本的には民有林側に「山」、国有林側に「番号」が見えるように設置されている。

▲上面「+」ではなく、何か文字が掘られているようにも見えるが、判読不可能であった。

▲第243号境界標石から南下、三角点ピークを目指した。

▲すぐに三角点に到達。
▲ストリートビュー(パノラマ)

▲標石

▲上部

▲簡易レベル測定
---基準点詳細---
基準点コード: TR35940429801
点名:一ノ沢
俗称:一ノ沢
所在地:秋田県秋田市河辺岩見字(杉沢)岩見山国有林245林班へ小班
冠字選点番号:松01
種別等級:三等三角点
地形図: 太平山
測地系:世界測地系(測地成果2011)
北緯:39°44′32″.3844
東経:140°21′37″.6029
標高:532.37m
選点:明治43年04月15日
造標:明治43年05月05日
観測:明治43年06月24日
備考:石原 尊
---訪点記録---
訪問日:2017.10.08
自動車到達地点:林業専用道・財ノ神線BP
歩道:林専道~尾根沿い国有林境界巡視路あり。
周辺:山林
状態:正常
保護石:0個確認
出発時間:09:32 駐車地
到達時間:10:43 三角点到達
出発時間:10:58 三角点出発
到着時間:11:33 駐車地
全行程:121分
備考:
---訪点の記---
当初の予定とは別のルート。工事中の林専道・財ノ神線ゲートから、歩いて枝尾根に取り付くと、国有林境界の巡視路に出合った。
急斜面の巡視路を登って稜線に登ると、立派な巡視路があった。ここから下ってT字尾根に辿り着くと、国有林の境界標石があった。明治26年6月の文字が刻まれたもの。そして、南下して少し進むと山頂の三角点に辿り着くことができた。
---地名の由来・追記など---
★一ノ沢 イチ(厳しい)ノ(助詞)サワ(沢)で崖地の多い沢。川沿いの崖地。
抜粋「地名へのいざない」戸澤敬三郎 P28 イチノサワヤマ
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