松30 「荒木沢」 大仙市協和船岡字大川前国有林
地形図とルート

▲Google map

▲協和ダム(美山湖)から望む本峰。

▲林道・荒木又沢線の法面から入山。

▲枝尾根沿いにピンクテープが置かれていた。

▲突然、伐採用に敷設された作業路にでた。

▲協和ダムの北にある仁勢森(P670.4)を望む。秋田市と大仙市の境にある山で、この探訪の一週間後に登頂している。

▲作業路の延伸先が不明だったので、三角点に続く尾根に戻ることにした。

▲作業路支線の終点から、再び枝尾根に取り付く。

▲藪もなく登りやすい枝尾根。

▲再び作業路と出合ってしまったので、諦めて作業路を辿ることにした。

▲作業路は三角点峰の下まで続いていた。

▲三角点峰の直下から再び尾根に取り付いた。作業路はテノミ沢の北側へ回り込んでいるようであった。

▲ようやく藪漕ぎ開始。

▲稜線に到達したので三角点を目指した。

▲三角点に到達。
▲ストリートビュー(パノラマ)

▲標石

▲上部

▲簡易レベル測定

▲微かに踏み跡があったので、このまま大仙市と仙北市の境にある 三角点峰 松27 岩木沢(岩木ノ森)を目指すことにした。
---基準点詳細---
基準点コード:TR35940433801
点名:荒木沢
俗称:大桂森
所在地:秋田県大仙市協和船岡字大川前国有林2046林班へ小班
冠字選点番号:松30
種別等級:三等三角点
地形図: 太平山
測地系:世界測地系(測地成果2011)
北緯:39°41′50″.8295
東経:140°28′38″.2997
標高:671.44m
選点:明治43年05月10日
造標:明治43年07月01日
観測:明治43年08月14日
備考:石原 尊
---訪点記録---
訪問日:2017.09.16
自動車到達地点:林道・荒木又沢線BPより約1.3km待避所。
歩道:途中まで造林用作業用路網あり。以後なし。
周辺:山林
状態:正常
保護石:3個確認
出発時間:06:53 駐車地
到達時間:08:05 三角点到達
出発時間:08:24 三角点出発~三等三角点 松27 岩木沢経由。
到着時間:14:36 駐車地
全行程:463分
備考:
---訪点の記---
本点と、大仙市と仙北市の境にある三等三角点 松27「岩木沢」P969.1峰を、一緒に探訪できないものかと思っていた。残雪期であれば協和ダムから歩いて容易に登頂できるであろうが、肝心の標石が、雪の下に埋もれていては何回も登らなければいけなくなるので、藪を漕いででも確実な探訪にしたかった。
林道・荒木又沢線BPより約1.3km待避所からスタート。急斜面を登っていると、テノミ沢地内側に搬出間伐で造られた作業路網があった。最初は横目に見ながら枝尾根をトレースしていたが、どうやら向かっている先が、三角点峰の直下のようであったので、途中から作業路を辿って登った。
作業路は標高530m付近から沢側へ向かっていたので、作業路から逸れて三角点峰に続く尾根に取り付いた。三角点までの斜面には、目印のピンクテープが続いていて、ただそれに沿って登るだけだったが、体調不良のせいか、腹痛に襲われて歩みが遅くなってしまった。何度も休みながら斜面を登りきり、少し東側に進むと三角点に辿り着くことができた。木々に視界が遮られて眺望はなかった。
三角点から尾根沿いに北東側に踏み跡が続いてるのを確認したので、この長根を伝って次の三角点峰 松27「岩木沢」P969.1峰を目指すことを決心した。
しかし・・・。
三等三角点 松27「岩木沢」へと続く。
---地名の由来・追記など---
★荒木沢 アラ(荒らしいこと。勢いの激しい所。急流、崖地などの崩壊地形で キ(場所、部分を示す接尾語。流れの急な沢。
抜粋「地名用語語源辞典」楠原 佑介・溝手 理太郎 P24 アラ P148 キ
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