左14 「大佛岳」 仙北市西木上桧内字浦子内字浦子内沢国有林
地形図とルート

*2017年現在、登山道が整備されていません。十分に注意して自己責任で入山してください。
▲Google map

▲荷葉岳から望む本峰。

▲和賀山塊・二ノ沢畚から望む本峰。

▲荒れる林道を、車で少し無理をして奥まで入ってしまった。付け替え作業道からスタート。

▲付け替え作業道から林道に復帰して進む。

▲本日の同行者は、おなじみのD氏。

▲長い林道歩きの果てに登山口に辿り着いた。

▲登山道というよりは、造林用の作業網路を利用しているようである。藪化が進んでいた。

▲黒滝沢に出ると、登山道が途中で崩壊していた。

▲脆い土質でイヤらしいトラバース区間である。

▲黒滝沢に降り立つと、ルートを見失ってしまった。

▲何とか取り付き尾根を見つけて登山道に復帰した。

▲凄くルートが不明瞭。GPSで現在地を確認しながら進んだ。

▲登山道が分かりやすい区間は、D氏に先頭になってもらった。

▲篠岳の鞍部までは地形が平坦で、登山道も一部で不明瞭。やっと篠岳との鞍部へ登るルートを見つけて登った。

▲篠岳との鞍部から山頂に向けて登りを開始。

▲こちらも登山道が未整備のようだ。

▲基本的に藪漕ぎが続く登山道。一本尾根の踏み跡を頼りに高度を上げた。

▲尾根の途中で、篠岳を望む。

▲D氏に、ルートファインディングに慣れてもらうために、しばらく先頭になってもらう。

▲P972の手前は、藪でルートが消滅。画像ではD氏が直進で正解。少し先で右側の沢に降りて残雪を利用して進んだ。

▲P972付近に到着。その後も、基本的に藪が続いた。

▲山頂直下で完全にルートを見失う。少し悩んだが、帰路を考えて、藪を鉈で刈り払いながら登ることにした。

▲山頂直下の急斜面の藪に格闘するD氏。

▲それらしい踏み跡があるが、完全に藪化廃道となっている登山道。

▲藪抜け後、山頂にある池塘に出た。

▲凄い苦労して藪漕ぎをしたのに、まだこんなに残雪があったとは。標石はどこだ!?

▲意地で掘り当てた一等三角点標石。
▲ストリートビュー(パノラマ)

▲標石

▲上部

▲簡易レベル測定

▲山頂から堀内明神を望む。今回は時間が無くて行けなかった。

▲山頂から望む三等三角点峰の二神山。こちらも時間が無くて、同日に登ることができなかった。

▲山頂から東側の景色。これにはD氏も喜んでもらった。
---基準点詳細---
基準点コード: TR15940547101
点名:大佛岳
俗称:
所在地:秋田県仙北市西木上桧内字浦子内字浦子内沢国有林1056林班 小班
冠字選点番号:左14
種別等級:一等三角点
地形図: 田沢湖
測地系:世界測地系(測地成果2011)
北緯:39°48′49″.1287
東経:140°30′56″.3105
標高:1166.67m
選点:明治30年08月15日正木照信 補点
造標:明治31年09月26日古田盛作 貼標高 7m
設置:明治31年10月13日古田盛作 花崗石
観測:明治34年06月14日古家政茂
備考:正木照信
---訪点記録---
訪問日:2017.05.28
自動車到達地点:田沢スーパー林道BPより西進、約1.8km駐車地
歩道:登山道(藪化)あり。
周辺:山林
状態:正常
保護石:0個確認
出発時間:05:40 駐車地
到達時間:09:47 三角点到達
出発時間:11:03 三角点出発
到着時間:14:28 駐車地
全行程:528分
備考:
---訪点の記---
田沢スーパー林道は、洗堀が酷くBPより1.8km付近に車を駐車して歩き始めた。この日の同行者は、D氏。付け替えの作業道から林道に復帰のあと、長い林道歩きとなった。
登山口の標柱から入山したが、藪化が進んでいてた。黒滝沢まで来ると、登山道が崩壊していて、危い斜面をトラバースしながら進んだ。黒滝沢から取り付き尾根を探すが、ルートが不明瞭で周辺を右往左往した。ようやく取り付き尾根を探して湿地を過ぎると、登りに差し掛かったが、終始、登山道は不明瞭で、ルートファインディングに苦労した。
篠岳との鞍部からも登山道は不明瞭で、完全に藪化が進んでいた。何とか踏み跡を辿って山頂の直下まで進むと、完全に藪化していてルートを見失った。
帰路を考えて、鉈で藪を刈払いながら進んだが、笹や灌木が邪魔をして思うように進むことができなかった。やっとの思いで山頂に到着してみるも、まだ残雪が1m以上あった。
GPSの軌跡が安定しないので、標石の位置が思うように特定できなかった。ここでで諦めようと思ったが、ネット検索で大仏岳の山行に掲載されている標石の写真から場所を特定して掘り当てた。
ガイドブックにも載っている山なので、再整備されることを強く望む。
---地名の由来・追記など---
★大仏岳 ダイブツ 仏像安置による地名か。P364 ダイブツ ここでは堀内明神を指すか。ブツ(淵・節であれば、盛り上がったり瘤のようになった所、小高い所、山の急に険しくなった所など。P555フシ P558 フチ 粒状の突起(小丘) P559 ブツ
抜粋「地名用語語源辞典」楠原 佑介・溝手 理太郎
- 関連記事
-
- 左18 「和賀嶽」 岩手県和賀郡沢内村大字川舟字大荒沢山
- 左15 「駒ヶ岳」 仙北市田沢湖町生保内字駒ケ岳外4国有林
- 左14 「大佛岳」 仙北市西木上桧内字浦子内字浦子内沢国有林
スポンサーサイト
この記事へのコメント
トラックバック
URL :