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温26 「須金」 宮城県大崎市鳴子温泉鬼首字須金岳国有林


地形図とルート
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ビュー: 三等三角点 温26 「須金」(撮影: mountrex 3

ビュー: P1241からの景色(撮影: mountrex 3

ビュー: 須金岳・山頂(撮影: mountrex 3

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山伏岳から望む虎毛山塊の核心部 (1024 x 484)
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寒湯沢の林道を進む(奥に微かに見える峰が竹ノ子森)
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途中で橋の付近に車をデポして歩きはじめる(渡渉個所①)
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渡渉個所②
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案内看板 (1024 x 572)
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登山口
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いきなり急坂。長旅を考えてゆっくりと登り始めた
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一合目
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二合目
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三合目から四合目は緩い坂が続く
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五合目を過ぎると一度下る。ブナ林が素晴らしい
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残雪が現れるようになる
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急坂を焦らないようにゆっくりと登り続ける
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キックステップを確実にすればアイゼンはいらなかった
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九合目「仮の山頂」。ストレス溜まるやり方。山頂まで登山道の延伸をお願いしたい(お手伝いします)
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素晴らしい景色に思わず高みを目指す脚が早くなる(1024 x 683)
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稜線歩き(荒天時は進路に注意)
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夏道から宮城県側の景色(5月17日撮影)(2500 x 705)
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夏道から三角点を探しに西進する
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笹はそれほど密ではないが、地形が平坦なので気を付けないといけなかった
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三角点に到達は翌週の5月17日。この日はあえなく撤退した
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標石
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上部
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簡易レベル測定
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P1241から須金岳を俯瞰する。県境沿いは藪なので、西側の残雪を利用することにした(2回の比較)
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一度目は何とか残雪を繋いだが、二度目は嫌なほど漕いだ
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残雪がないと凄い藪なのが分かる。これにわい化したブナが混じる
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藪を抜けると雪堤となる。少しの距離だが、緩やかにトラバースしながら切りぬけた
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平坦な山頂なのでGPSで位置を確認しながら残雪を伝った
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これが須金岳の山頂。高揚する気持ちを抑えながらアプローチする
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山頂部は腰高の笹と低木。眺望が期待できる
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すばらしい!無理をしても来てよかった。虎毛山塊の核心部分。これは深~い山塊だ!
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そして、竹ノ子森へ・・・二週連続でこの稜線を歩くとは思わなかった
---基準点詳細---
基準点コード:TR35840255101
点名:須金
俗称:
所在地:宮城県大崎市鳴子温泉鬼首字須金岳国有林
冠字選点番号:温26
種別等級:三等三角点   
地形図:秋ノ宮
測地系:世界測地系(測地成果2011) 
北緯: 38°52′59″.0679
東経:140°38′22″.9907
標高:1191.26m
選点:明治42年05月24日
設置:明治42年06月21日
観測:明治42年09月09日
備考:柴田 嘉平
---訪点記録---
訪問日:①2015.05.09未到達 ②2015.05.17 到達
自動車到達地点:寒湯沢登山口の手前、駐車地
歩道:寒湯沢登山道(一部、残雪)
周辺:笹地・灌木
状態:正常
保護石:2個確認
①2015.05.09未到達
出発時間:05:08 駐車地
到達時間:07:52 三角点付近到達
出発時間:08:51 三角点付近出発
到達時間:09:38 須金岳到達
出発時間:09:52 須金岳出発
到達時間:11:18 竹ノ子森到達
出発時間:12:33 竹ノ子森出発
到達時間:13:57 中ノ沢森到達
出発時間:13:59 中ノ沢森出発
到着時間:15:17 駐車地
全行程:559分
②2015.05.17 到達
出発時間:05:40 駐車地 ~須金岳~竹ノ子森~山猫森経由
到達時間:14:44 三角点到達
出発時間:15:02 三角点出発
到着時間:16:47 駐車地
全行程:707分
備考:
---訪点の記---
寒湯沢の林道は起点から0.4kmほどの所で倒木、路肩決壊により通行不能であった。登山道入口まで0.35kmほどであるが、渡渉が2回あるので足元(靴)に注意しなければいけなかった。

登山道は広く快適で良く整備されているようだ。登山道の途中にある各合目の標柱が破損、欠損している。しばらく急坂が続くが、苦しくなってくる前に平坦な場所にでるので、そんなに苦にはならなかった。

標高850m付近から進路を西へ。一度、鞍部に下り再び登り返す。その先には急坂が待っていて、残雪も現れるようになってきた。途中から須金岳~竹ノ子森への稜線が見えたが、尾根沿いは残雪がなく、藪漕ぎを覚悟しながら登った。

さらに夏道をトレースしながら黙々と登り続けると次第に傾斜は緩み、周辺は100%の残雪になった。夏道はもう判別できないので広い稜線を方向確認しながら、とりあえずP1241へと向かう。宮城県側の眺望が素晴らしい。

なお、融雪がさらに進み夏道を正確にトレースできないと藪漕ぎとルート修正を強いられる。これにガスが掛かった時には迷うから無理に進まず引き返した方が良と思う。

ここで予定を変更して須金岳南西端にある三角点峰P1191.3を目指すことにした。まだたっぷりとある雪堤を小走りに歩いた。P1241から一度、緩やかに鞍部に降りて再び坂となるが続かず平坦な歩きとなった。三角点までは距離があるように感じたが、歩くペースと条件が良く、容易に1191.3付近、登山道の山頂まで辿りついた。

三角点は藪の激藪を漕いで行くのだが、GPSの反応が良くなくて多少ずれてしまった。多少のずれも激藪の中でのルート修正は骨が折れるようなものだった。

三角点付近は最高地点から少し下った場所にあり、残念ながら雪に埋もれて見つけることができなかった。少し長居をしてしまったので、急いで須金岳P1251の分岐へと戻る。(翌週、5月17日に無事に見つけることができた)

分岐から須金岳P1251へと向かうが、残雪が切れていて、突破できそうな場所を探して周辺を歩きまわる。ちょうどP1241から眺めた時に、西側の沢目に残雪があるのを確認していたので、トラバースしながら藪を漕いだ。この付近は灌木や蔓が藪内になくて、丁寧に笹をかき分けると素直に進むことができた。

少し藪を漕いで進むと沢目に残雪が現れた。尾根より南側に残雪がたっぷりとあり、容易に歩くことができた。もちろん、須金岳P1251の最高地点にも立つことができた。腰高の笹と灌木で眺望は最高であった。

さらに残雪を歩いて東へと進んだ。竹ノ子森は近いように感じられたが、稜線の藪の具合を見ると遠く感じられた。さらに須金岳からP1057鞍部まで一気に落ち込む場所は、まだ残雪があり急傾斜であった。ここは登山靴だけでは危険と判断してアイゼンを装着して降りることにした。

降りた先の痩せ尾根から残雪は途切れて藪となっていた。灌木や蔓が絡まったり、笹が濃い場所もあって苦労したが、笹が腰高くらいの場所もあって、想像していたよりも楽に歩みを進めることができた。

一度、小ピークを越えて藪の薄い場所を探しながら稜線をジグザグに進んだが、なかなか竹ノ子森のピークがなかなか近づかないのに少し腹が立った。頂上に立ったら三角点を眺めながらご飯を食べようとか、つまらない下世話な事を考えながら気を紛らわして進んだ。

背高の笹藪をかき分けながらさらに進むと次第に藪の先が明るくなり、期待感と達成感でフィニッシュ!竹ノ子森山頂にたどり着くことができた。と思ったが、山頂には大量の残雪があった。もちろん三角点を触ることもできなかった。(翌週、5月17日に無事に見つけることができた)

どうしても計画上、この竹ノ子森の三角点だけは探訪したいと思って雪を掘ったりしてみたが、最終的にはタイムアップとなり、この日は無理と判断した。

さらに竹ノ子森の山頂から山猫森方面にかけては、稜線の南側に雪堤が途切れながらあり、とても行く気にはなれなかった。今回は次回のための下見と思って気持ちを切り替えた。

なので、エスケープルートとして考えた竹ノ子森から中ノ沢山へ降りて寒湯沢に降りるルートで帰ってみることにした。

山頂から下ると猛烈な藪に苦戦した。また、中ノ沢山の鞍部に降りる枝尾根が分かり辛くて、何度も修正しながら下った。また藪の中の急傾斜で何度も滑って落ちかけた。そんな感じで転がるように、落ちるように竹ノ子森から下ったが、相変わらず藪も濃く、中ノ沢森手前の小ピークまで物凄く苦戦した。

その小ピークから山頂に登らずに西斜面をショートカットしようとも考えたが、せっかく来たのだからと中ノ沢森の山頂に立つことにした。

山頂は樹林帯で東側の最高地点に旧字体の古い図根点があった。今日初めて見る標石である。

山頂から南下して下ると途中から踏み跡のようなものが所々に現れた。踏み跡はP589手前から明瞭となり、藪から解放された気分になった。途中からは国有林の境界杭や図根点もあり、やっと人の気配を感じられるようになり安心した。そのまま踏み跡を辿りながら痩せ尾根などをクリアーして、ようやく寒湯沢の林道に降り立った。

無雪期の中ノ沢森経由はお勧めできない。稜線ルートをピストンする方が容易に感じられた。須金岳も仮の山頂と言わずにP1253まで登山道を付けてあげるべきである。きっと虜になるくらい虎毛山塊の素晴らしさを堪能できるはずである。
---地名の由来・追記など---
★須金 スガ・ネ 動詞スガフ(次)の語幹で「食い違う」意味から段丘、段差のある土地、痩せ地、尾根が尽きる場所、曲流点、曲がり角など。ネ、は峰で山頂、根で根元、付け根、側、かたわらなど。
抜粋「地名用語語源辞典」楠原 佑介・溝手 理太郎 スガ・ネ
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秋田県内に設置された、三角点の探訪記。

主に、明治時代に設置された一等~三等三角点を訪れています。

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秋田県内で、藪の中をゴソゴソとやっている人がいたら、それは私です。

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