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取05 「樺坂」 仙北市角館西長野古米沢


地形図とルート
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ビュー: 三等三角点 取05「樺坂」(撮影: mountrex 3

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角館・太平山から望む本峰と奥山
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奥山の山頂から望む本峰
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外日三市林道から高圧線巡視路へと入る
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急斜面を登る
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作業道との分岐地点
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この伐採地の小字は熊堂というようだ。奥に目指す山頂が見える
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伐採地から望む奥山
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作業道終点から藪へと入る
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平坦な地形から山頂へ続く尾根に乗る
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国有林境界標石がある付近からは藪も薄く歩きやすくなった
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左側から別の枝尾根が山頂へむけて合流している
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突然、木の上に熊が出現!今日はどうしても山頂に辿り着きたかったので遠慮してもらった
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山頂部分。下には水場もあるようで熊にとっては居心地のいい場所なのかもしれない
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山頂・三角点に到達
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標石
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上部
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簡易レベル測定
---基準点詳細---
基準点コード:TR35940336801
点名:樺坂
俗称:
所在地:秋田県仙北市角館西長野古米沢306-2
冠字選点番号:取05
種別等級:三等三角点   
地形図: 刈和野
測地系:世界測地系(測地成果2011) 
北緯: 39°38′15″.7926
東経:140°28′39″.1506
標高:504.42m
選点:明治42年04月21日
設置:明治42年05月12日
観測:明治42年09月19日
備考:小木曽 詵次郎
---訪点記録---
訪問日:2015.04.18(未到達)04.25(到達)
自動車到達地点:外日三市林道起点より北進約1.8km高圧線巡視路入口(羽中線174/173)
歩道:途中まで作業道あり。以後、道なし(尾根伝い)
周辺:山林・伐後、灌木帯
状態:正常
保護石:0個確認
出発時間:06:23 駐車地
到達時間:07:24 三角点到達
出発時間:07:40 三角点出発
到着時間:08:13 駐車地
全行程:110分
備考:
---訪点の記---
この探訪日の前の週、4月18日に訪れる予定であった。しかし、点の記に記載の山道が見つけられず、周辺の藪急傾斜を苦労して右往左往しながら稜線に辿り着くもギブアップをしてしまった。山頂を眺めながら悔しさを滲ませたのを思い出す。稜線にある高圧線の管理道を発見したのが幸いだった。仕方なくこの日は諦めて
巡視路の山道を辿りながら下山した。

翌週、25日は気合を入れてリベンジするために現地へ向かった。先週、置いてきた目印のテープを頼りに入山する。看板も倒れていて入口がわからず、道も明瞭な方ではないので見落としてしまうような巡視路だ。地形を上手く利用した巡視路の造りに感心する。

先週、山頂を眺めた場所から伐採跡地の作業道へと入る。ここからは昨年訪れた奥山のずっしりとした山容が見渡せる好適地だ。その作業道を終点まで進み山林の中へと入る。藪なうえに平坦な地形のため方向を見失いやすい。ここは目指す枝尾根を見ながら目印を置いて行った。

山頂に続く枝尾根に乗り高度を上げると440m付近に国有林境界石標があった。ここから再び境界標沿いに山頂を目指した。左からもう一本の枝尾根が山頂方面に平行に走っている。沢は枯れているが残雪がまだある状態であった。

突然、静かな森の中で枝が折れる音がした。獣の気配だがカモシカとは違う気配である。大きな咳払いをしてみると30mほど向こうのブナの木の上に熊が顔を覗かせたのである。ここで後ろ向きで立ち去るのが普通であるが、お互いに眼を離さず暫し見つめう。子連れではないのが幸いだ。

思えば先週も苦労して途中まで登り、今週は熊が山頂の手前に立ちはだかっている。どうしたものかと悩んだが、何が何でも今日は絶対に山頂に立ちたいという想いがあった。

私は力の限り大きな声で吠え、叫びながら熊めがけて走って行った。熊は驚いて凄い速さで木を下りて山頂方面に走り去ってしまった。「そっちじゃないんだよなあ」とは思いながら、私も熊を追うように山頂へと向かった。

山頂手前は窪地があり小さな水場があった。熊にとっては居心地のいい環境なのだろう。本当に失礼した。そして、山頂は伐採したあとの密な灌木帯となっていた、居場所を確保するため少し周囲を刈払いした。相変わらず熊が近くにいるのか鳥の警戒する鳴き声が周囲に響き渡っていた。歩いているのか小枝が折れる音もしていた。私は一通り撮影を済ませると早々に山頂を後にした。
---地名の由来・追記など---
★古米沢(コゴメサワ) 古語コゴシ(凝)から「岩がゴツゴツ重なって険しい地形を言う」メ(辺)の転。
抜粋「地名用語語源辞典」楠原 佑介・溝手 理太郎 P215 コゴメ
★樺坂 樺はカマの転訛で、崖、洞窟を表すという。従って、樺、鎌、蒲、釜は急流、浸食、崖、崩壊地形の意味で、浸食崩壊地形を表す。傾斜地、崖地の坂。植生の「樺の木」とは関係ないようだ。
抜粋「地名へのいざない」戸澤敬三郎 P91 カバサカ
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デコ山さん

Author:デコ山さん
秋田県内に設置された、三角点の探訪記。

主に、明治時代に設置された一等~三等三角点を訪れています。

また 標石を含めた現地の周辺調査、地名や点名の由来なども掲載しています。

秋田県内で、藪の中をゴソゴソとやっている人がいたら、それは私です。

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