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則08 「月沼」 湯沢市雄勝町秋ノ宮字茂内沢川井山国有林


地形図とルート
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ビュー: 月沼・三角点(撮影: deco yama3

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平方山手前の三角点峰(水無)の帰りに尾根から望む本峰
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三角石山中腹から望む本峰
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アプローチ林道から望む嶽山(土取山と化した姿が痛々しい)
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林道の支線に入る
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支線終点の入山地点
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尾根筋に出る(林班界)
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杉造林地内を歩く
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藪も薄く歩きやすい林内の緩斜面
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栗の巨木を発見。良い目印になる
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広く緩い尾根が続く
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途中から明瞭な道が現れる
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途中で道は消えるが、林班界の歩きやすい尾根なので迷うことはない
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P646に続く急坂の尾根
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急坂を登りきって国有林内に入る
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笹藪が迫る・・・藪漕ぎを覚悟したがすぐに終わる
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急斜面の尾根筋を登る
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次第に藪が濃くなってきた
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さらに登り辛くなってきた
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最後の急坂を登ると稜線に出た
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三角点に到着
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標石
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上部
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簡易レベル測定
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神室山方面の景色
---基準点詳細---
基準点コード:TR35840349001
点名:月沼
俗称:ツキノマ森
所在地:則08
冠字選点番号:秋田県湯沢市雄勝町秋ノ宮字茂内沢川井山国有林23林班ほ小班
種別等級:三等三角点   
地形図:秋ノ宮
測地系:世界測地系(測地成果2011) 
北緯: 38°59′46″.6504
東経:140°30′07″.6652
標高:782.40m
選点:明治42年04月27日
設置:明治42年05月31日
観測:明治42年09月26日
備考:佐藤 富吉
---訪点記録---
訪問日:2014.10.05
自動車到達地点:国道108号線~清水沢に延びる林道北東進約1.1km支線0.5km
歩道:なし
周辺:自然広葉樹林
状態:正常
保護石:4個確認
出発時間:07:57 駐車地
到達時間:09:39 三角点到達
出発時間:10:03 三角点出発
到着時間:10:46 駐車地
全行程:169分
備考:
---訪点の記---
この三角点峰に訪れるのにルート選択に迷った。近くまでアクセスできる林道などがなく、峻険な山容のために限られた尾根を利用しなければいけなかったからだ。

机上調査でも植林地や伐採跡地などがあったが、航空写真は何年も前のものであり、ルートとしては使えそうにはないと判断した。また、茂内沢のルートも、航空写真では林道にゲートの様なものがあり、また茂内沢を渡らなければいけなかった。

考えた末に少し距離は長くなるが、傾斜も緩く一番安全と思われる、磯集落背後に延びる林道から高圧線の鉄塔を目指して尾根を登ることにした。

当日は曇りで風が強かった。林道は最初、寂しい感じがしたが、次第に広くなっていった。

高圧線の下に鉄塔まで続く道が見えた。私は一度通り過ぎて、さらに林道を奥に進んだ。どこまで行けるか確認したかったからだ。ちょうど、1キロほど進むと林道の支線が尾根方向に続いていて60m程で終わっていた。背後は広葉樹林の藪の少ない歩きやすそうな斜面だった。同じ鉄塔から続く尾根なので、少しは距離が短縮できると思い入山地点の候補にした。

再び高圧線の鉄塔に続く道にもどり私は登り始めた。幅約1m程の巡視路で快適だった。すぐに鉄塔までたどり着いたが周囲は藪だった。これなら先程の場所から登ったほうが良いと考えて再び支線の終点へと戻った。

林内はあるきやすかったが、見た目から反して草木の背丈が高かった。少し進むとピンクのテープが置かれていた。私はそれを辿りながら目的の尾根まで登った。

尾根は笹薮で西側は植林地だった。その境目に踏まれた跡があり歩きやすかった。また緩やかな尾根のために負担も少なかったが、次第に高度を上げると傾斜も増してきた。

順調に登り続けていたが、急坂でシャリバテとなった。朝ごはんを食べてくれば良かったと後悔。しかし、ブナやコナラの木々に囲まれて食べるご飯は最高の味であった。

少し休むと体力は完全復活した。気温も適温でサクサク登ることができた。林相が広葉樹林となると国有林に入った。修験者が好きそうな大きな岩があった。良い目印である。

その先からは全く踏み跡も見つけられず、多少藪が濃くなった。ブナの倒木に老菌となった巨大なツキヨダケが独特な臭いを放ちながらたくさん付いていた。次第に坂は急斜面となり、尾根沿いに笹や灌木が目立つようになってきた。

斜面を登り切ると頂上付近は風がとても強かった。また、倒木が散乱し草木が煩雑な印象だった。尾根沿いは林班界だが、しばらく歩かれていないようで踏み跡もなく藪となっていた。

三角点はその中でも平坦で安定した場所にあった。標示杭はなく保護石は3個確認できた。細いブナの木に対にアルファベットでAとKと彫られていた。二人組だろうか。

私は周囲の笹を刈払いって休憩場所を確保した。山頂は風の音と、時折聞こえてくる国道108号線を走るバイクの排気音が聞こえるのみで、風が止めば基本的に無音だった。

残念ながら期待していた眺望は無く、木々の間から紅葉した神室山方面が望めた。充分な休憩の後に時間も押して来たので私は山頂を後にした。
---地名の由来・追記など---
★ツキ 高所、台地、動詞突くの連用形で「突出したところ」をいうか。突き出たところ、突き当りの地など。
★ヌマ ヌ(沼)マ(間)で沼地、湿地。要害の地 
抜粋「地名用語語源辞典」楠原 佑介・溝手 理太郎 ツキP409・ヌマP502
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秋田県内に設置された、三角点の探訪記。

主に、明治時代に設置された一等~三等三角点を訪れています。

また 標石を含めた現地の周辺調査、地名や点名の由来なども掲載しています。

秋田県内で、藪の中をゴソゴソとやっている人がいたら、それは私です。

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