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景08 「南沢山」 湯沢市上院内字岩道沢矢込沢国有林


地形図とルート
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東鳥海山・登山道より望む本峰
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三等三角点 景09 柱沢より望む本峰
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下八幡沢林道起点。タイミング良く伐採作業員に許可を得て林道内に入った
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駐車地。国地院地形図に記載の南沢集落へ向かう破線(歩道)を探す
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その歩道を探して周辺を彷徨ったが、諦めて作業路を辿った
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ルート取りができずに沢を詰めることにした
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GPSの地図を確認すると、どうやらこの沢が地形図に記載の歩道のようだった
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尾根の鞍部に到着。ここから急坂を登り山頂を目指す
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登りきると国有林境界標「一六九」があった
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木々の間から望む「姥井戸山」
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歩きやすい尾根。踏み跡もあり非常に快適だった
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修験的な岩場もあった
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所々には巨木もある
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巨木付近にあるず図根点「湯103」
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一等三角点・烏帽子山方面の景色(山頂は見えない)
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対岸にある三角点峰(景09 柱沢)
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踏み跡を辿りながら尾根を進む
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途中で藪に出くわす。ここは西側の斜面に下りトラバースしながら通過した
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藪は出ているが、踏み跡がしっかりしている
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途中では痩せ尾根などもあった
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基本的には一本尾根なので迷うことはないと思われる
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滑落すれば谷に真っ逆さまに落ちるだろう
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快適な尾根歩きが続く
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小さなピークを何個か乗り越える
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山頂は目の前
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三角点に到着
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標石
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上部
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途中の尾根から望む雄勝・湯沢市方面
---基準点詳細---
基準点コード:TR35840423801
点名:南沢山
俗称:
所在地:秋田県湯沢市上院内字岩道沢矢込沢国有林82林班と小班
冠字選点番号:景08
種別等級:三等三角点   
地形図:湯沢
測地系:世界測地系(測地成果2011) 
北緯: 39°01′32″.9548
東経:140°21′44″.6582
標高:696.70m
選点:明治42年04月21日
設置:明治42年07月19日
観測:明治42年09月23日
備考:柴崎 芳太郎
---訪点記録---
訪問日:2014.07.12
自動車到達地点:下八幡沢林道起点から西進約0.5km地点退避所
歩道:途中より小径0.3m程度、国有林境界沿い。藪や不明瞭な区間あり。
周辺:山林 ブナ林
状態:正常
保護石:0個確認
出発時間:07:46 駐車地
到達時間:10:03 三角点到達
出発時間:10:20 三角点出発
到着時間:11:41 駐車地
全行程:235分
備考:
---訪点の記---
標高が低い割には急峻な山容で、アプローチするルートにしばらく迷っていた。ルートは三つ考えられ、
①下八幡沢林道から地形図記載の歩道を辿り、南西に国有林境の尾根を伝い山頂に至るルート。
②国道から岩道沢に入り山頂直下の急峻な尾根を登り山頂へ至るルート(三角点設置当時はこのルートのようだ)
③下八幡沢林道から旧奥羽本線跡に入り適当に尾根に取りついてP522を経由して山頂に至るルート。
ちなみに①と③の距離は殆ど変わらない。また南沢からのルートはこの付近の山林事情を考え今回は選択肢に入れなかった。とりあえず②は情報が乏しく沢歩きが必要になると思われ、現地へは①と③のルートを用意して向かうことにした。

下八幡沢林道には国有林入口にゲートがあり、施錠されていて入ることができなくなっていたので、旧奥羽本線跡を南西に進んでみた。隧道とロックシェードがあり昔は鉄道だったことがうかがえる。それにしても取りつく山肌は急斜面やコンクリートの壁でなかなか登り口を決められなかった。0.6km程進むと林道は現奥羽本線にぶつかり終わっていた。終点には作業途中であろう資材が置かれていた。車の轍も新しく作業途中なのかもしれない。やはり下八幡沢林道から歩いて①の行程で登ろうと思い、再び戻った。支度までしたのだが、まだ迷いがあり車で付近をウロウロする。最近、ルートの”勘”がすこぶる鈍り、地形図を眺め迷いや悩む事が多くなった。そんなことをしていると作業する人達の車がやってきたので邪魔になることが確実となり、最終的に①のルートで決行しなければいけなくなった。

再びゲート付近の退避所に車を駐車。出発しようと身支度を整えて歩き出した時、国有林内に作業員の車が入るところであった。私はゲートを開ける方に事情を話すと「車で入っていいよ」との答えが返ってきた。南沢山のことも聞いてみたが分からないという。本当に知らないのか、俗称があるのか情報は聞き出せなかった。しかし、このタイミングでゲートが開いたことが幸運。これはぜひ到達しなければと思い気を引き締めた。

車で入ってみたものの、結局は0.4kmほどの場所から登ることにした。ちょうど木出しをしていて作業車が通れる道ができていた。また、周囲は草刈りされていて歩きやすかった。しかし、作業路を登っていくと方向が逸れ始めた。私はルートを修正するために、地形図に記載の歩道を探してに向かうことにした。

地形図に記載の歩道は草が繁茂している時期なので見つけられなかったが、持ヶ沢の枝沢が歩きやすかったのでそのまま沢の中を歩いて進んだ。沢は南沢との分水嶺手前で涸れてしまったが、鞍部の杉の造林地まで辿りつくことができた。このまま尾根を辿れば山頂に辿りつけるはずである。

急斜面を息を切らしながら登ると国有林の標石があった。しかも、ここからは尾根沿いに小径があった。国有林の境界石がある尾根は刈払い道や踏み跡があることが多い。小径は明瞭で歩きやすかったが、急坂で藪が出ている場所もあった。また、地形図より実際は痩せ尾根で、幅は1mあるかないかの尾根に2~30cmほどの小径が続いていた。しかも殆ど両側は沢に切れ込んでいた。

この時期、樹林帯で無風の急坂は堪える。四肢を使わなければいけない場面が多くひたすら汗を絞られた。

急坂の途中で岩場があり、台座のようになっていた。不思議な場所だと思った。また図根点のある場所にはミズナラの巨木があったが、どうやら朽ちて枯れゆく存在になっているようだった。

視界が開ける場所が何カ所かあり、先週訪れた対岸の柱沢や烏帽子山の手前、高清水を望むことができた。横堀方面の眺望も捨てがたいものがあった。

それにしても登山道があるのはありがたく快適な樹林帯の中の登山となった。ただ、一カ所だけツゲが生い茂っている区間があり、ここは西側の斜面に下りトラバースしてやり過ごした。

急坂を登っては平坦地に到りの繰り返しで、痩せ尾根が続き長く感じられた。気が付くと天候が悪化してきていることに気が付いた。林内が暗く、木々の間から望む大仙山方面では雨が降っているようだった。

山頂の手前、最後の鞍部がある場所はちょっとしたスリルがある場所もあったが、特に問題もなく登山道は山頂まで続いていた。

南沢山の山頂は狭く最高地点にはブナの木があり、三角点は2~3m下がった狭い場所にあったが、よくここに櫓を建てたものだと感心した。保護石はなかった。ここから南西側が山形県となり尾根が三又に分かれていた。ここから小径が続いているのは南側の尾根へとだった。

山頂には目印や杭などもなく、山頂というよりは尾根の分岐地点の一部といった感じで、個人的には気付かなければ山頂ということも分からずに通り過ぎてしまうかもしれないと思った。

雨が次第に強くなりはじめたので私は山を下りることにした。帰路の下りの急坂が滑りっぱなしで、これが一番疲れた。また、往路で登る予定だった尾根を下ってみたが、とても使えるルートではなかったので途中でショートカットした。最後の沢沿いの歩きは雨後で湿度が高くカメラのレンズが曇りっぱなしだった。
---地名の由来・追記など---
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デコ山さん

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秋田県内に設置された、三角点の探訪記。

主に、明治時代に設置された一等~三等三角点を訪れています。

また 標石を含めた現地の周辺調査、地名や点名の由来なども掲載しています。

秋田県内で、藪の中をゴソゴソとやっている人がいたら、それは私です。

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