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玉09 「冬師」 にかほ市仁賀保町馬場字冬師山国有林


地形図とルート
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▲Googlemap
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▲谷地沢放牧場付近から見た本峰。
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▲中島台・丸森から見た本峰。
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▲扇谷地溜池付近から見た本峰。
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▲熊ノ沢管理車道から入山。
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▲藪漕ぎを覚悟していたが歩道を見つけて辿った。
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▲杉造林地方向へ尾根を乗り換える。
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▲林班堺の残雪を踏みしめて登る。
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▲杉造林地を過ぎるとブナ林となった。渡渉せずに小沢沿いに進んだ。
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▲山頂に向かう尾根。
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▲山頂の手前付近。残雪の時期に訪れて良かったが、標石が雪の下に埋もれていないか心配。
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▲山頂の三角点に付近に到着。やはりまだ雪が残っていた。
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▲登山用のスコップで雪を掘ってみた。30cmくらいの高さか。三角点を見つけることができた。
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▲標石
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▲上部
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稲倉岳。この一週間後に山頂に立つことができた。
---基準点詳細---
基準点コード:TR25840602301
点名:冬師
俗称:
所在地:秋田県にかほ市仁賀保町馬場字冬師山国有林63林班ぬ小班
冠字選点番号:玉09
種別等級:二等三角点   
地形図:矢島
測地系:世界測地系(測地成果2011) 
北緯: 39°11′02″.8805
東経:140°02′38″.5460
標高:667.84m
選点:明治39年05月23日
設置:明治39年08月27日
観測:昭和63年07月26日
備考:
---訪点記録---
訪問日:2014.04.28
自動車到達地点:熊の沢管理車道ゲート付近
歩道:途中まで作業路あり
周辺:灌木帯
状態:正常
保護石:4個確認
出発時間:12:10 駐車地
到達時間:12:51 三角点到達
出発時間:13:27 三角点出発
到着時間:13:54 駐車地
全行程:104分
備考:
---訪点の記---
 予定では三角点に一番近くまでアプローチできる谷地沢牧場・木境林道の終点からアプローチしようと思っていた。しかし、航空写真などを観ると三角点の東側は灌木帯であったので、雪解けや林道整備を待っていると葉が生い茂り藪化が著しくなると考えた。

 そこで、冬師林道・熊の沢管理車道分岐付近から南東に杉の植林地が広がっていたので、この造林地内を登り、山頂の手前まではアプローチできる可能性を見出した。あくまでも机上の空論である。

 探訪当日。ちょうど本点から約2kmほど西側にある三等三角点「桑木坂」を探訪した後に、その尾根に向ってみた。すると私の読みは当たり、作業道がありピンクテープが並んでいた。

 アカマツやカラマツの林を抜けると杉の造林地となった。作業道とピンクテープは標高560m付近まで。それ以降はブナ帯となった。目印のテープなどはなかったが、残雪がたっぷりあり、林内を快適に歩くことができた。

 ここで地形図にはない沢があり、その沢沿いを南に進んだ。150m程歩くと沢が山頂方向に曲がり、尾根も山頂方向に続いていた。「曲がり沢」とでも言おうか。

 地形図を確認するとコンターが込み合って傾斜が増してきたが、残雪部分を選んで、その急斜面をキックステップで登った。高度が上がると次第に緩傾斜となってきたが、広く似たような地形が目の前に広がってきたので、用心に目印を置きながら頂を目指した。

 山頂の肩付近からは灌木帯の藪になったが、この残雪期では歩きやすく、容易に山頂に到達することができた。

 しかし、山頂にはまだ残雪が30cm程あり、GPSで三角点の場所を確認しながらスコップで雪を掘ってみた。GPSが少し落ち着かず3・4ヶ所程掘ってみたが、三角点を見つけられず、私はGPSを再起動してみた。

 すぐに結果は現れて、スコップの先が保護石の一つに当たった。この山行の前に登った姥井戸山でもGPSを再起動してみればよかったと思った。

 周囲は灌木に阻まれて眺望は無かったが、唯一、稲倉岳方向は望むことができた。雲に覆われて不気味に青白く鎮座する稲倉岳を眺めながら少し休憩をしたが、風が強くなり風向きが変わったのか、身体が急に冷えてきたので私は下山することにした。
---地名の由来・追記など---
★冬師 アイヌ語でド・ウシ・ベツ「沼の多い所」を指す。
抜粋「地名譚」ぬめひろし P225 本荘・由利

★冬師 タフシ(倒)の転で、崩壊地形、浸食地形をいうか。
抜粋「地名用語語源辞典」楠原 佑介・溝手 理太郎 P438 トウジ
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主に、明治時代に設置された一等~三等三角点を訪れています。

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