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栄10 「鳥越山」 南秋田郡八郎潟町鳥越


地形図とルート
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高岳山を目の前にして
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登山口となる常福院の裏手にある浦城駐車場
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一の鳥居を潜り山道へ
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二の鳥居ここから木段の急坂が始まった
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木段の急坂。久しぶりの山行で息が上がった
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三の鳥居(中の鳥居)
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ここからの眺望はなんとも風情のあるものだった
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少しの間、緩やかな尾根道を登った
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そして、最後はまた急登
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山頂の副川神社
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神社裏手の最高地点にある標高点
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神社裏から鳥越山への山道
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三角点に到着
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標石
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上部
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北側の展望台
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大潟村・男鹿市方面のパノラマ。素晴らしい!
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---基準点詳細---
基準点コード:TR35940707601 
点名:鳥越山
通称: 
冠字選点番号:栄10
種別等級:三等三角点   
地形図:五城目
測地系:世界測地系(測地成果2011) 
緯度:39.5833.7715
経度:140.0513.7011
標高:221.86m
選点:明治43年04月18日
設置:明治43年05月03日
観測:平成15年11月13日
備考:
---訪点記録---
訪問日:2013.03.27
所在地:秋田県南秋田郡八郎潟町鳥越4-6
自動車到達地点:里ケ久・常福院 浦城跡駐車場
歩道:参道・登山道あり
周辺:原野・展望地
状態:正常
保護石:0個確認
出発時間:07:58 駐車地
到達時間:08:29 三角点到達
出発時間:08:36 三角点出発
到着時間:08:57 駐車地
全行程:59分
備考:
---訪点の記---
里ケ久・常福院の裏手にある浦城駐車場から高岳山の奥宮・副川神社を目指した。一の鳥居を過ぎると里宮があって、二の鳥居から杉林の中の急登が始まった。参道は木段の九十九折りで高度は一気に上がったが息も上がった。

途中の三の鳥居(通称・中の鳥居)では眺望が開け、眼下の八郎潟の街と大潟村・男鹿三山が快晴の空のもと一望に見渡せた。ここに来てやっと奥宮・副川神社の姿を確認できたが、少しの尾根歩きが終わると、また九十九折りの急坂が始まった。

本調子でない体調に少し眩暈がしたが程なくして副川神社に到着した。目指す三角点峰・鳥越山は峰続きにぐるりと周った対岸にあり、神社の裏から山道が続いているようだった。その前に少し下がった場所にある展望台に行ってみたかったが、逸る気持ちを我慢した。私は神社に向かって独り静かに今年一年の安全と家族の幸せを祈った。

また、神社裏の最高地点には標高点の標石があった。その標石は水準点のような形で表面には標高二二一米四〇(221.40m)七三〇尺六寸と刻まれ裏面には昭和八年八月と寄贈者らしき二人の名前、側面には北緯三九度五八分二四秒三、東経一四〇度五分二六秒五、高岡尋常小学校 内務省西潟工場と刻まれていた。

どのような経緯で設置されたかは知らないが、この地球上でこの山の場所の存在を明らかにしたいという地元の方々に愛されていた証拠かと私は思った。安全祈願や厄病退散、その他の庚申塚、山の神等の石碑はいろいろと見てきたがこれは初めてだった。

私は一通りこの標高点を撮影してからまだ少し雪が残る山道を下り、また登り返すと叢雲滝との分岐に差し掛かった。広い山道が心地よく歩き続けた。三角点は意外にもすぐ先にある最高地点から下った先にあった。

展望にも恵まれたこの場所はとても景色が良かった。今年初めての三角点、それも良かったが少し手前にあった手作り感満載の木製の展望台が気になって仕方がなかった。私はすぐにその展望台に駆け寄り、下がスケスケの踏み板(棒)を渡り、その鼻先から景色を眺めてみた。ここからは宙に浮いた感覚で白神山地が一望できた。ちょっとしたスリル感が堪らず、これに満足した私はまた高岳山に登り返した。もちろん、先ほど我慢した副川神社のすぐ先の展望台に向かったが、こちらは頑丈で安全なため先ほどのスリル感は全然なかった。

全体的によく整備され管理されている高岳山とその周辺。昔から地元の人々に愛されている感じが良く伝わってきた。
---地名の由来・追記など---
高岳山(たかおかさん)
山体は、森山崋山岩類の普通輝石、黒雲母、角閃石、石英安山岩からなる。山頂の展望台からは躍進八郎潟町が一望に見下ろし南方に湖東平野、西方に寒風山、新生大潟村が眺望できる。

山頂に日本最北の式内社(国社)副川神社があり、山腹第三の鳥居(通称・中の鳥居)の石灯籠は高さ2.5メートルの永久常夜灯で、かつては八郎潟を往来する船にとって灯台の役目を果たした。(現地看板より抜粋)

「鳥越」 一般的にはトリ(取る・崩れる)コエ(臥す)で崩落地、崖地の意味。また、崖になっていて人が通れず、鳥しか越えられないこと。抜粋「地名へのいざない」 戸澤敬三郎 P252 トリゴエ

山頂と山頂をつないでいる尾根の中で低まった所、鞍部で渡り鳥などの群れが良く通過する場所。山の鞍部、峠をタオと言い、タオゴエが転訛してトリゴエになったとする説もある。抜粋「あきた地名要覧」 斎藤廣志 P213 トリゴエ
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秋田県内に設置された、三角点の探訪記。

主に、明治時代に設置された一等~三等三角点を訪れています。

また 標石を含めた現地の周辺調査、地名や点名の由来なども掲載しています。

秋田県内で、藪の中をゴソゴソとやっている人がいたら、それは私です。

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