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英38 「御嶽」 横手市山内大松川字観音沢


地形図とルート
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▲Google map
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▲横手市内より望む御嶽山。(通称・おみたけさん)
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▲基幹林道・萱峠線沿いにある「一本杉登山口」
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▲2014年周辺の杉造林地が伐採されて開けている。
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▲登山道。
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▲登山道からの眺望。
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▲急坂にあるコンクリートの登山道。濡れているときはたいへん滑りやすい。
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▲眺望地分岐。とりあえず眺望地へと向かう。(30mほどで着く)
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▲眺望地到着。
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▲眺望地からの景色。

▲ストリートビュー(パノラマ)
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▲再び登山道に復帰。
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▲林道出合い。ここから塩湯彦神社まで林道歩きとなる。
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▲林道状況(2009年)年々状況は悪くなって荒れてきている。車で入山するより歩いて散策をお勧めする。
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▲残雪期、林道の長根から焼石岳方面を望む。
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▲残雪期、観音沢(山内側)を望む。
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▲ブナ林分岐(2009年)現在(2014年確認)は廃道状態。見事なブナ林なので廃道化はもったいない。
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▲現在は廃道化しているブナ林の登山道。
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▲ブナ林。秋には黄金の黄葉が待っている。
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▲再び林道出合い。
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▲白滝観音分岐。
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▲塩湯彦神社西側直下の湿原。
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▲林道終点・水場。
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▲塩湯彦神社へと続く階段とブナ林。
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▲残雪期のブナ林。
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▲塩湯彦神社。

▲ストリートビュー(パノラマ)
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▲神社の背後から三角点へと続く湯ノ峰の長根を歩く。(2010年撮影)
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▲こちらは2014年11月に再訪した時のもの。廃道の参道があるのが確認できる。
(2015年、誰かが国地院の三角点まで刈払いをしてくれたようだが、少し不明瞭である)

▲ストリートビュー(パノラマ)
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▲廃道の参道が続いているが藪化が著しいので残雪期や晩秋、初冬の訪問がベストか。(2014年再訪時撮影)
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▲途中で標石を発見。(2014年再訪時撮影)

▲ストリートビュー(パノラマ)
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▲残置された農商務省山林局の主三角点。陸地測量部より早い明治37年以前に設置されたもの。(2014年再訪時撮影)
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▲すでに廃点になっているが、簡易レベル測定と携帯電話電波状況。(2014年再訪時撮影)
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▲さらに続く廃参道。若干の下りとなっている。(2014年再訪時撮影)
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▲参道から北側の藪の中に三角点がある。(2014年再訪時撮影)
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▲残雪を取り除き三角点との再会。(2014年再訪時撮影)

▲ストリートビュー(パノラマ)
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▲標石(2014年再訪時撮影)
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▲上部(2014年再訪時撮影)
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▲簡易レベル測定と携帯電話電波状況。(2014年再訪時撮影)
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▲塩湯彦神社から少し東進した湯ノ峰からの眺望。(2014年再訪時撮影)クリックで拡大
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▲白髭の山親父。
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▲萱峠に出没した熊。
---基準点 詳細---
基準点コード:TR35940053101 
点名:御岳
俗称:御嶽山・おみたけさん
所在地:秋田県横手市山内大松川字観音沢1 
冠字選点番号:英38 
種別等級:三等三角点 
地形図:六郷 
測地系:世界測地系(測地成果2011) 
北緯:39°21′54.9633 
東経:140°38′17.0377 
標高:743.84 m
選点:明治42年05月24日
造標:明治42年06月04日
観測:明治42年09月14日
備考:青木 嘉三治
---訪点記録---
訪問日:2010.05.04 2014.11.24
自動車到達地点:基幹林道萱峠線旧山内村境界付近。
歩道:塩湯彦神社まであり。以後道なし。
周辺:山林
状態:正常
保護石:0個確認
出発時間:10:19 駐車地
到達時間:11:23 三角点到達
出発時間:11:38 三角点出発
到着時間:12:23 駐車地
全行程:124分
備考:峠付近より残雪を歩く
---訪点の記---
 この日、基幹林道・萱峠線は旧山内村側にまだ残雪があり、車でのアプローチは不可能だった。また御嶽山・塩湯彦神社へ続く「御嶽林道」にも残雪があり、この区間が通行可能になるには6月頃になるのではと思われた。

 残雪の上を延々と歩き塩湯彦神社に辿り着く。初春の山々がガスの切れ目から時々見えては消える。硬く締まった残雪は歩きやすかったが、ブナ林は冷気を帯びた煙が立ち昇り、行く手には幽玄で幻想的な世界が広がっていた。

 塩湯彦神社から三角点までの道は、残雪のために確認できなかったが、薮の状態から察すると、既に道は無く自然に帰していると思われた。(2014年 夏季に訪れた時に踏み跡は確認できたが藪化が進んでいた)

 尾根の左側(北側)は切り立った崖で雪や盛夏の薮漕ぎで踏み外すと、黒森沢山へ滑落しやすい。三角点の周りは杉、雑木、低木で、三角点から北側2m先は崖となっていた。

 三角点のある場所は、塩湯彦神社から続く長根になっているので、特にピークや目印(祠)があるわけでもなかった。2014年の再訪では、湯ノ峰長根の最高地点付近に、農商務省山林局の主三角点を発見した。また、現地では柱石も露出していなかったので、腐葉土層に埋もれていて明確な場所の特定に悩んだ。
---地名の由来・追記など---
★しら雲か なみかあらぬか 遠方を 四方にみたけの いや高くして (菅江真澄)

★史跡・白滝観音霊場
 御嶽山と湯の峯を中心とする深山一帯は、古代から神仏が祀られてきた霊山である。殊に千古の式内社・塩湯彦神社は、大鳥居柵に拠る清原氏が祖先を祀った氏神であり、同社の奥の院とされる湯の峯・白滝観音も、清原氏出自の僧侶・保昌房により、秋田六郡三十三所の一番札所に定められた霊場である。ここには清原氏の槿花一朝(きんかいっちょう)の夢が残っている。

 「熊野三社並鳴海沢由来」によれば、奈良時代すでにこの地に修験者は入峰し、熊野那智山になぞらえて崇敬したという。さらに、平安時代後期になり観音信仰の聖地とされる。

 長久(1040~44)年間ころ、右の保昌房は仏師・定朝に製作させた観音仏三十三体を、湯の峯を初めとする県内各霊場に高僧・教円阿舎利ともども奉納し札所を開いたのである。

 この史跡の現況を述べると、観音像が滝坪に安置されているが、それは損壊の度に代替されたもので、平安後期の原像とは異なる。参道の路辺に立つ供養塔には法運海寿和尚、保昌房、金毘羅山(仏教守護神)と刻銘されている。

 法運海寿とは正平寺の第二十世住職で、文政(1818~30)年中に霊場を再興し、新たに三十三観音を奉納した高僧である。
★菅江真澄「雪の出羽路」

 御嶽の山路は、鉢森 綱捕(ツナトリ)、比良槻(ヒラツキ) 此左の方タに湯の岬峠(ユノハナトウゲ)あり。むかしはこの真下に温泉(イデユ)あり、その湯の鹹(シオケ)ありつるよし。十二曲リの九折(ツヅラ)をのぼれば、やをら神嶺(ミマヘ)の杉群也。

 また横手ノ路は本道(オモテミチ)にして、石町、八乙女(ヤオトメ)やしき、神楽男の居所也(ヲルトコロ)。久保野目、神女第(ミコヤシキ)、隠座の林あり。古瀬渡、板戸ノ渡といふ。大鶏居山、丸山、平等道、明沢野、鳴見沢、下り居三社、古真木長根、綱捕(ツナトリ)越え、滝山道、地獄谷、滑リヶ沢、行者第(ヤシキ)なんどを攀じ登るといへり。

 また、地動(ナキ)にふり崩(コボレ)て山々嶽々、嶮しい岨山道もいにしへのさまならず、いくたびも踏みはかりたりたりとおもはれたり。

 御嶽は三嶽にして三の峯あり、其一峰には天八衝(アメノマチヤタノ)大神、一峯には大汝(オオナンチノ)貴命、一ノ峯には小彦名(スクナビコナ)命ませり、さるゆゑよしをもて三嶽ともまをすとも説(イエ)り。

 また、此神山(オオミヤマ)に七釜とて鹹温泉(シオユ)湧出し地(トコロ)あり。今は山崩(コボレ)埋て湯濤(イデユ)の有り処ともおもほへねど、まさしくも七竃(ナナツガマ)と云い湯岬(ユノハナ)とふ処あり。このあたりを温泉嶺(ユノミネ)ともいふとか、うべも白滝の観世音を湯峯といへり。

抜粋「雪の出羽路」 平鹿郡十四巻 外山邑 菅江真澄
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