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則11 「奥宮」 湯沢市皆瀬板戸字奥宮山


地形図とルート
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奥宮山の三角点峰
01.奥宮山の三角点峰
稲川方面から見た奥宮山と後方の小安岳(別の日に撮影)
稲川方面から見た奥宮山と後方の小安岳(別の日に撮影)
若畑集落にある登山口
02.若畑集落にある登山口
最初は杉林の急坂を登る
03.最初は杉林の急坂を登る
小沼を左手に進む
04.小沼を左手に進む
板戸沼から見た奥宮山
05.板戸沼から見た奥宮山
祠のある分岐地点
06.祠のある分岐地点
急坂の支尾根をひたすら登る
07.急坂の支尾根をひたすら登る
今度は平坦な尾根歩き
08.今度は平坦な尾根歩き
露岩区間に到着
09.露岩区間に到着
板戸沼を望む景色
10.板戸沼を望む景色
露岩区間の登り
11.露岩区間の登り
次第に高度感が増してきます
12.次第に高度感が増してきます
最後の登り区間が見えてきました
13.最後の登り区間が見えてきました
最後はロッククライミング?
14.最後はロッククライミング?
登りきっても痩せ尾根
図根点のある奥宮山の山頂
16.図根点のある奥宮山の山頂
図根点標石
17.図根点標石
稲川方面の景色
19.三角点のある隣峰
山頂からさらに祠を目指す
20.山頂からさらに祠を目指す
第二ピークからの景色
21.第二ピークからの景色
小比内山と奥前森方面
22.小比内山と奥前森方面
祠へ向かう急坂
23.祠へ向かう急坂
奥宮山の祠に到着
24.奥宮山の祠に到着
祠より大森山を望む
25.祠より大森山を望む
再び山頂を目指します
26.再び山頂を目指します
第二ピーク手前の露岩区間
27.第二ピーク手前の露岩区間
.栗駒山と秣岳
28.栗駒山と秣岳
三角点峰への蟻の戸渡り
29.三角点峰への蟻の戸渡り
No,14の画像を別アングルで
30.No,14の画像を別アングルで
どんどん下ります
31.どんどん下ります
今度は登りです
32.今度は登りです
奥宮山の三角点峰に到着しました
33.奥宮山の三角点峰に到着しました
山頂より焼石岳方面
34.山頂より焼石岳方面
三角点
35.三角点
三角点標石
36.三角点標石
三角点標石上部
37.三角点標石上部
山頂からの下り
38.山頂からの下り
測量で伐採された場所
39.測量で伐採された場所
林道に到着です
40.林道に到着です
不法投棄対策のバリケード
41.不法投棄対策のバリケード
若畑集落へ
42.若畑集落へ
牧草地から稲川方面
43.牧草地から稲川方面
オランダ風?
44.オランダ風?
元気村若畑集落に到着
45.元気村若畑集落に到着
---基準点詳細---
基準点コード:TR35840444701    
点名:奥宮
通称:奥宮山
古称:鎧嶽(よろいだけ)
冠字選点番号:則11 
種別等級:三等三角点 
地形図:稲庭  
測地系:世界測地系(測地成果2011)
緯度:39.02.23.6900
経度:140.35.39.0548 
標高:735.51m
選点:明治42年00月00日
設置:明治42年00月00日
観測:明治42年00月00日
備考:
---訪点記録---
訪問日:2011.10.29
所在地:秋田県湯沢市皆瀬板戸字奥宮山
自動車到達地点:若畑集落・登山口
歩道:小径あり(一部藪化)
周辺:山林
状態:正常
保護石:0個確認
出発時間:09:42 駐車地
到達時間:11:57 三角点到達
出発時間:00:00 三角点出発
到着時間:13:32 駐車地
全行程:230分
備考:
---訪点の記---
R398号線を湯沢市・皆瀬 板戸地区から若畑集落に向かうと目の前にそびえる山が見えてくる。奥宮山の三角点峰だ。目指す奥宮本山は三角点峰の陰になって見えないが、十文字や稲川方面からは見ることができる。

事前の情報でこの山の登山口が分かりづらいのは知っていたが、集落内のどこから入ればいいのか見当がつかないので、道端で木工作業している地元の方々に聞いてみた。その地元の方たちはちょうど奥宮山への登山口の看板を作っている最中だった。

丁寧に教えてもらったつもりだが、やはり目の前にすると目印もなく見当もつかなかったので、今度は近くの民家へ聞きに行った。またも親切に登山口を教えてもらい、いざ、出発。ところが、GPSの電池を忘れてきたようで、いきなり出鼻を挫かれるアクシデントが発生。民家でストックしている電池を買い取ろうと図々しく再び先ほどのお宅に行くと、偶然にも最初に道を聞いた地元の方の家でした。事情を説明して電池を分けてもらい、気を取り直して出発。

登山口は民家の脇から鳥居を横切り杉林へと入る。するとまたしてもわかり難い道で迷ったが、小沢沿いに伸びた踏み後が急坂に続いていた。この坂を登りきると小沼が左手前方に見えてきた。ここは軽トラだったら通れるような広い道で、紅葉した木々の間から漏れる光が沼に反射して眩しかった。小沼を左手に見ながら通り過ぎた先で道は二つに分かれていた。看板もなかったので少し戸惑ったが、板戸沼の方向へ左折すると直ぐに沼が見えてきた。晴れ渡った秋空に水面に映る奥宮山の姿が映し出され、何とも絵になる風景を見ることが出来た。沼の渕を歩き奥までいくと刈払いされた道が続き、祠のある杉林へと入っていく。またも道は二つに分かれていたが、教えてもらったとおりピンクのテープがある方へと左折した。

杉林の中の枯れ沢を少し歩くと、奥宮山の尾根に続く支尾根の登り口が見えてきた。ここからも不明瞭な急坂を登ることになったが、枯葉が敷き積もった登山道は急斜面と相まってとても滑りやすくなっていた。登るにつれて傾斜が増して草木をホールドしながら登らなければいけなくなった。登山道というよりは尾根を直登している感じに近いが、あまり長く続かないために意外に早く登りきることが出来た。

間髪いれずに奥宮山へ続く尾根を歩くが、尾根沿いの道は本当に管理者や登山者が少ないのか薮の半廃道となっていた。標高650m付近まで来ると背後の視界が開けた。青空に浮かぶ山々が実に美しい。この辺りから大きな岩が続く危険な登りになり、慎重に草木にホールドして登った。「あばよばり」の岩の辺りは巻き道もあり通過は容易だったが、登りきる手前の岩はホールドする草木がなく、スリルあるロック・クライミングになった。ここを登りきると頂上へ続く痩せ尾根となり、図根点のある奥宮山の狭い山頂に辿り着いた。

図根点に測量のためのポールが設置されていたので、触らないように周りの景色を眺め休憩した。本当に今日は天気が良い。ここに来て私は予定していた三角点峰への支尾根を過ぎてきている事に気づいた。どうやら先ほどの露岩帯を登りきったところから続いているようだった。とりあえず、地元の方に勧められた奥宮山の祠まで行ってみようと少し下ったが、こちらも両側が切り立ったスラブの痩せ尾根。スリルの連続だったが、あまりの景色の良さに恐怖も忘れ岩の上に立ってカメラを構えだす始末となった。肝心の祠がどこにあるかわからず、かなりの急坂を下り始めた。このまま下山してしまうのか心配だったが、標高700m付近で祠を発見した。お参りをして下山をしようとしたが、北側への道が見出せず、しばらく考えた。結局、来た道を引き返すことにしたが、三角点峰への登頂は捨てきれずにいた。

再び山頂に立ち、三角点峰へ続く小尾根を指をくわえながら見ていたが、ここであることに気がついた。良く見ると小尾根は刈払いされているようで三角点峰の山頂へ続いていた。私はこの山の下に林道か作業道があって小尾根の鞍部にアクセスされているのかもしれないと思った。最悪、鞍部までの薮漕ぎだと思い山頂を直ぐに後にした。来るときには気づかなかったが、やはり露岩帯を登りきった場所から三角点峰へ続く小尾根となっていた。しかも、先ほどのお参りの御利益なのか、地籍調査の測量のための刈払いがあり山道が出来ていたのだった。

これは幸運だと思い迷わず小尾根に降り立つと、見事に三角点峰まで道が続いていた。最初は痩せ尾根だったが先ほどの露岩帯から比べると雲泥の差で歩きやすい。しばらく歩くと二峰をつなぐ鞍部を通過、緩やかな登りとなった。こんなに楽に三角点峰に辿り着いていいのか悪い気がしたが、すぐに三角点のある山頂に辿り着いた。山頂からは東側の一部しか景色が見えなかったが、それでも私には十分な景色だった。

水を飲み休憩すると復路のことが気になった。南側の尾根から板戸沼に降り立つルート、北側の刈り払われた跡がある尾根を下りるルート。前者の尾根は薮で等高線の込み具合もあり、未知で危険と判断。私は遠回りになるが道のある後者のルートに心を傾けた。

山頂を後にした私は尾根を下り始めた。やはり尾根沿いに測量の刈り払いの跡があり、また以前、道があったのか所々踏み跡があったので歩きやすくなっていた。急坂をグングン下りてくると標高520m付近でGPS測量を行ったような場所があり、周りの木々が切られて開けている広い場所に辿り着いた。何のための測量だろうか?それは良いのだが、このなぎ倒された木々のおかげで私は下りのルートを見失ってしまった。GPSのマップで方向を確認しながら尾根を探し林道へ辿り着いた。

ここからは林道、舗装道歩きとなったが、毎回これが一番長く苦痛に感じられる。しかし、今回は途中の牧草地からの眺めが素晴らしく、また目の前に迫る三角点峰が圧倒的で、何枚も写真に収めながら歩いたので苦にはならなかった。そして再び若畑集落が見えた頃には私の奥宮山登山が終わったのだと感じさせられた。

たった標高700m程の低山だったが、随所にスリルを味わえる場所があり、三角点峰と抱き合わせて登山すれば1日中楽しめる内容になるはずだと思った。若畑の人々良し!奥宮山も良し!この日の天気のように清々しい気分でこの地を後にすることができた。
09:42登山口出発
11:01奥宮山山頂 P762
11:21奥宮神社
11:37奥宮山山頂 P762
11:41尾根渡り開始
11:57三角点峰P735.6到達
12:47林道出合い
13:00バリケード~舗装道歩き
13:32登山口到着
---地名の由来・追記など---
奥宮山は白鳳十一年(659年)に諸国巡行の修験者が吉野の金峰山に似たる名山なりと、高嶺の岩室の中に天と神の三体仏を奉り、五穀豊穣、疫病退散家内安全の祈念修行をしたお山であります。神社縁起抜粋略記

「全山岩石の骨格を顕わし所々に姫松や桧生い峰は殆ど櫛の歯の如く尖り、足の踏み場もないほどである。渓はいわゆる千尋の谷で身に粟を生ずる」と嶮しい山であることを言い表している。また、以前は女人禁制のやまであったがいつのころからか自由に登ることができるようになった。

「板戸番楽」とは慶長三年に稲庭城主小野寺家道が最上義光との交戦の時に、使者を奥宮山に遣わし誓願なしたる処、神威を蒙り、武運を得るため、その御礼にと家道公は武将の中より堪能の士を選び、再度奥宮山に遣わし御神楽を奉納されたのを里民此れを伝授したのが始まりとある。

奥宮神社例祭、旧暦七月十九日には神前に舞楽を奉納し、また八朔の祭(旧暦八月一日)とて三日間は獅子舞やその他を舞い部落内の各家庭を訪問し、豊穣祈願、家内安全を祈念して廻ります。皆瀬村史より抜粋
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デコ山さん

Author:デコ山さん
秋田県内に設置された、三角点の探訪記。

主に、明治時代に設置された一等~三等三角点を訪れています。

また 標石を含めた現地の周辺調査、地名や点名の由来なども掲載しています。

秋田県内で、藪の中をゴソゴソとやっている人がいたら、それは私です。

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