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能20 「五郎沢山」 雄勝郡東成瀬村椿川東山国有林


地形図とルート
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長倉牧場方面からの眺め
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大柳沢林道・車での渡渉あり
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林道終点
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山頂まで藪漕ぎ
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藪尾根を詰め上げる
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藪尾根よりP947を望む
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笹と灌木の藪尾根を登る
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尾根分岐より三角点峰へ
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三角点到達
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標石
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上部
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---基準点 詳細---
基準点コード:TR35840459901
点名:五郎沢 
冠字選点番号:能20 
種別等級:三等三角点 
地形図:稲庭 
測地系:世界測地系(測地成果2011) 
緯度:39.0434.0362 
経度:140.4438.4630 
標高:993.25m
選点:明治42年04月28日
設置:明治42年06月09日
観測:平成21年09月10日
備考:旧観測:明治42年08月01日
---訪点記録---
訪問日:2010.07.03
所在地:秋田県雄勝郡東成瀬村椿川東山国有林1009林班ひ小班
自動車到達地点:草ノ台橋から林道約1km東進、分岐南進1.1kmの地点
歩道:なし 全行程藪漕ぎによる
周辺:山林
状態:正常
保護石:3個確認
出発時間:06:14 林道駐車地
到達時間:08:08 三角点到達
出発時間:08:24 三角点出発
到着時間:09:37 林道駐車地
全行程:203分
備考:
---訪点の記---
国道342号線を南下し、大柳集落を越え草の台集落の手前の林道から大柳沢の林道に入った。林道は狭く荒れていて普通車での進入は避けたほうがいいように感じられた。大柳沢には橋が無く、2箇所、沢の中を車で横切った。増水時は進入不可能になってしまうだろう。

林道入口から悪路を1km程行くと道が分岐していたので、右側の五郎沢山に向かう支林道に入る。道はさらに狭く、前日の雨で路面に露出した土で滑り何度かタイヤが空転した。支線にはいってから1.1km程の地点で終に車が登れなくて立ち往生してしまったので車を止めた。

仕度が終わり林道を歩き始めた。今回はゴアテックスのレインウェア、防虫ネットと完全装備だ。特にゴアのレインウェアは梅雨の高温期でも快適で顔だけ汗をかいている感に思えた。0.5km程行くと本来の駐車地があり、ここから先の林道は廃道となっていた。さらに0.4km程行くと今度は完全に藪の廃道となっていて諦めるか迷った。左側に作業道があり入口に目印のテープが付けられていた。国土地理院が2009年に調査で立ち入った際に置いていったものか、地元の山菜採りが置いたものかわからなかったが、とりあえずこの目印を頼りに入ってみることにした。

作業道を100m程行くと沢沿いに右斜面を上がって行く様に目印が置かれていた。GPSの地形図を確認して道の無い急な斜面を登る。梅雨時期の無風の林内で汗が滝のように流れ出した。かすかな踏み跡と目印はさらに上を目指して続いていた。この急な斜面を登り切ると少し開けた尾根に出たが、地形図で足元は切り立った崖になっているはずのようだが藪で足元が見えない。

ここから東側に三角錐の形をした山が見えた。この少し開けた尾根をさらに登るとブナ林となり笹も少し濃くなってきた。踏み跡も不明瞭になり落ちている目印のテープを付け直したり増やしたりしながら進んだ。実際、この増やした目印に復路は助けられたのだが・・・。稜線に出ると踏み跡は復活している場所もあり薮が少しだけ和らいだ。

稜線の西側は急な斜面で崖に等しく、私は木々の間から見える景色に気をとられ足を踏み外し滑落しそうになった。気を取り直し進むが薮がまた濃くなってきたので東側のブナ林を少し巻くように進んだ。そろそろ山頂だろうと思っていたのだがGPSの地形図では南東方向に山頂があるのだった。ここまで歩いてきた進路は北東で、このままだとP926に行ってしまうことになる。このあたりまで来ると踏み跡も目印も完全に無くなっていて本当に意味で”山”となっている。私は山頂に向けて伸びている尾根に向けて下ったが、山頂へは程遠く感じられた。

ここから山頂までは笹の激薮が待っていて、この薮を越えるとブナの原生林となり巨木が点在するようになった。
このブナの巨木が良く私の心を癒してくれたが、相変わらず終わりが見えない藪に苦戦した。木々の間から北側にある東山に続く稜線が見えた。相変わらずの薮漕ぎと無風の林内に汗が止まらない。なかなか終わらない山行に心が弱くなり始めた頃、やっと三角点のある「五郎沢山」山頂に到達した。

山頂は国土地理院の方々によって刈払いがされていて広場のようになっていた。この刈払いがなければ円森山のように笹薮となっていただけに感謝した。一通り写真撮影を済ませ休憩した。腹が減ってきたので朝食にしたいと思っていたが、ハエと蚊の大群に押され諦めた。防虫ネットの前に虫たちで黒くなるほど好かれてしまった。山頂では15分ほどの滞在だったが、苦労して到達した満足感を胸に私は山頂を後にした。
---地名の由来・追記など---
「五郎」ゴーラ、ゴーロ。石地、磧、砂地、石がゴロゴロしている所。人名というよりは地形用語が由来か。
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秋田県内に設置された、三角点の探訪記。

主に、明治時代に設置された一等~三等三角点を訪れています。

また 標石を含めた現地の周辺調査、地名や点名の由来なども掲載しています。

秋田県内で、藪の中をゴソゴソとやっている人がいたら、それは私です。

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