安08 「大平山」 能代市二ツ井町小繋
地形図とルート

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▲Google map

▲国道沿いにある登山口。標柱も何もない。

▲階段を登って尾根に到達。左側に何かあるようなので行ってみる。

▲「大三角點」 側面に 「秋田縣 72」とある。県独自の測量による三角点か不明。

▲水平精度が良いので、標石の下に盤石があるのかもしれない。

▲その後は、広くて快適な山道が続いた。

▲三吉神社の手前に反射板(名称:小繋反射板)があった。

▲三吉神社に到達。東側が開けていたが、ガスで眺望は得られなかった。
▲ストリートビュー(パノラマ)

▲三吉神社の内部。良く管理されているようだ。

▲神社の裏から三角点を目指した。

▲道はなかったが、残雪を辿って進むことができた。

▲三角点に到達。
▲ストリートビュー(パノラマ)

▲標石

▲上部

▲簡易レベル測定
---基準点詳細---
基準点コード:TR36040226101
点名:大平山
俗称:
所在地:秋田県能代市二ツ井町小繋字家後78
冠字選点番号:安08
種別等級:三等三角点
地形図:鷹巣
測地系:世界測地系(測地成果2011)
北緯:40°13′00″.6941
東経:140°16′13″.7805
標高:227.71m
選点:明治44年04月15日
造標:明治44年05月03日
観測:明治44年07月15日
備考:宮村 興三郎
---訪点記録---
訪問日:2017.04.01
自動車到達地点:国道7号線太平山登山口
歩道:三吉神社まで参道あり。
周辺:山林
状態:正常
保護石:0個確認
出発時間:07:32 駐車地
到達時間:07:57 三角点到達
出発時間:08:07 三角点出発
到着時間:08:43 駐車地
全行程:71分
備考:
---訪点の記---
国道7号線沿いから階段を登り、山頂に続く尾根に向かう。階段を登り切って少し進むと、「大三角点」の標石がある。”秋田県 072” と側面にあるので、県独自の測量を行った際、72地点目の基準点という意味であろう。旧字体だが年代は不明。七座山にもあるようなので、県独自の三角網があったようだ。
その後は、立派な登山道が三吉神社まで続いた。神社の手前に反射板の施設(小繋反射板)があった。さらに神社の裏から進むと残雪が現れたが、夏道はないようであった。そのまま残雪を歩いて進むと、消雪したばかりの三角点に辿り着いた。
往路は、三吉神社で朝食を食べながら視界が開くのを待っていたが、雲の流れが速く、一瞬、森吉山が垣間見える程度であった。
---地名の由来・追記など---
★大平山 タイ(大きい)ヘイ(崖地・急傾斜地・小平地)で、山間の小平地あるいは「大平おおひら」の音読みで、急峻な崖地の意味もあるか。抜粋「地名へのいざない」戸澤敬三郎 P207 タイヘイ
Entry ⇒ 2017.04.15 | Category ⇒ 三等三角点 | Comments (0) | Trackbacks (0)
禰20 「臥龍山」 能代市字臥竜山
地形図とルート

▲Google map

▲臥竜山全景、龍が伏したように見えるだろうか。

▲山頂付近はイバラ地帯

▲何とか三角点を発見!

▲標石

▲上部
---基準点詳細---
基準点コード:TR26040202101
点名:臥龍山
俗称:
所在地:秋田県能代市字臥竜山15-3
冠字選点番号:禰20
種別等級:二等三角点
地形図:能代
測地系:世界測地系(測地成果2011)
北緯:40°11′19″.9619
東経:140°00′56″.9203
標高:36.98m
選点:明治41年06月13日
設置:明治41年10月21日
観測:平成18年08月23日
備考:再設置 昭和32年05月24日
---訪点記録---
訪問日:2012.04.07
自動車到達地点:K'sデンキ駐車場
歩道:なし 斜面を登る
周辺:山林
状態:正常
保護石:4個確認
出発時間:09:49 駐車地
到達時間:09:51 三角点到達
出発時間:09:54 三角点出発
到着時間:09:57 駐車地
全行程:8分
備考:棘のある植物に覆われているので盛夏は訪点不可。
---訪点の記---
トゲトゲの密藪に2011年9月の探訪は失敗に終わった。リベンジを誓い、翌年の春に再びこの地を訪れた。葉がないので去年の盛夏状態よりは少し良かったが、相変わらず、ズボンにトゲが刺さったりして前に進み難かった。
---地名の由来・追記など---
★臥龍(がりゅう) 臥(ふ)した龍という意味らしいが、現時点で由来はわからない。
Entry ⇒ 2014.04.15 | Category ⇒ 二等三角点 | Comments (0) | Trackbacks (0)
禰17 「竹生」 能代市竹生字天神谷地
地形図とルート

▲Google map

▲道の駅「みねはま」付近から見た本峰。

▲道路から斜面へ。

▲すぐに三角点に到達。

▲標石

▲上部
---基準点詳細---
基準点コード:TR26040301201
点名:竹生
俗称:
所在地:秋田県能代市竹生字天神谷地122-1
冠字選点番号:禰17
種別等級:二等三角点
地形図:能代
測地系:世界測地系(測地成果2011)
北緯: 40°15′48″.3159
東経:140°01′33″.3490
標高:27.72m
選点:明治41年05月27日
設置:明治41年10月20日
観測:明治41年00月00日
備考:
---訪点記録---
訪問日:2011.09.03
自動車到達地点:本点付近市道
歩道:小径
周辺:山林・道の駅峰浜・国道101号線
状態:正常
保護石:0個確認
出発時間:12:53 駐車地
到達時間:12:55 三角点到達
出発時間:12:56 三角点出発
到着時間:12:58 駐車地
全行程:5分
備考:
---訪点の記---
能代市リサイクルセンターに向かう市道から斜面を登ると三角点があった。
---地名の由来・追記など---
★タコウ 高い所、高くなった所、タカ・ヲ(峠)の転か。タゴは動詞タガフ(違)で「食い違いのある地形」か、タコウ(高尾)のタ・コホ(懐、コホツの語幹)は「崩壊・浸食地形」とする。高い所「浸食地形」
抜粋「うごまちの地名」鈴木俊男 P14 15 高尾田
★天神谷地 天神社(菅原道真を祀った神社) ヤチ 低湿地帯、萢、泥地の意味。
抜粋「地名へのいざない」戸澤敬三郎 テンジンドウ P239 ヤチ P366
Entry ⇒ 2014.04.15 | Category ⇒ 二等三角点 | Comments (0) | Trackbacks (0)
禰16 「浅内」 能代市浅内字留山
地形図とルート

▲Google map

▲能代市浅内清水下付近から望む本峰。

▲駐車地。

▲三角点に到達。

▲標石

▲上部
---基準点詳細---
基準点コード:TR26039176901
点名:浅内
俗称:
所在地:秋田県能代市浅内字留山55-2
冠字選点番号:禰16
種別等級:三等三角点
地形図:羽後浜田
測地系:世界測地系(測地成果2011)
北緯: 40°08′23″.4501
東経:139°59′31″.0795
標高:62.29m
選点:明治41年05月26日
設置:明治41年10月26日
観測:平成23年08月02日
備考:
---訪点記録---
訪問日:2011.09.03
自動車到達地点:NTT無線中継所
歩道:小径あり
周辺:山林
状態:正常
保護石:4個確認 上面舗装
出発時間:15:00 駐車地
到達時間:15:02 三角点到達
出発時間:15:03 三角点出発
到着時間:15:04 駐車地
全行程:4分
備考:
---訪点の記---
NTT無線中継所裏の小径を辿るとすぐに辿りついた。
---地名の由来・追記など---
★浅内 アサ水の浅いこと。緩傾斜地、水の滞る地(湿地)アス、アズの転で崩壊地形。ナイ アイヌ語で「川、谷、沢」ナエ(萎)の転で峠、鞍部など、弛んだ地形。
抜粋「地名用語語源辞典」楠原 佑介・溝手 理太郎 P10 アサ P463 ナイ
Entry ⇒ 2014.04.15 | Category ⇒ 二等三角点 | Comments (0) | Trackbacks (0)
甘15「切石」 能代市二ツ井小掛字滝ノ沢
地形図とルート

▲Google map

▲七折山無線中継所管理道路は、起点から残雪があったので、歩いて探訪することにした。

▲残雪の踏み抜きに悪戦苦闘しながら登ると、ようやく無線中継所が見えてきた。

▲残雪から解放されて、背後のピークに登るだけ。

▲立派な無線中継所。

▲物置小屋を使用した立派なお堂。今年一年の安全を祈願した。

▲三角点に到達。
▲ストリートビュー(パノラマ)

▲標石

▲上部

▲簡易レベル測定

▲標石のすぐ西側の斜面は崩落していた。

▲西側の眺望。

▲南側の眺望。
---基準点詳細---
基準点コード: TR36040212601
点名:切石
俗称:七折山
所在地:秋田県能代市二ツ井小掛字滝ノ沢58-1
冠字選点番号:甘15
種別等級:三等三角点
地形図: 能代
測地系:世界測地系(測地成果2011)
北緯:40°11′07″.0858
東経:140°12′33″.7402
標高:261.02m
選点:明治44年04月17日
造標:明治44年05月27日
観測:明治44年06月23日
備考:木本 氏房
---訪点記録---
訪問日:2018.03.24
自動車到達地点:市道・小掛苅又石線(七折山無線中継所管理道路)
歩道:あり。無線中継所から祠まで参道、その後、小径あり。
周辺:山林・原野
状態:正常
保護石:0個確認
出発時間:05:47 駐車地
到達時間:06:17 三角点到達
出発時間:06:31 三角点出発
到着時間:06:52 駐車地
全行程:65分
備考:
---訪点の記---
2018年最初の探訪。無雪期であれば、山頂手前の無線中継所まで車で行くことができる。
この日は、中継所に至る管理道路に残雪があり、起点から歩くことにした。中継所の裏から参道を少し登ると、真新しい頑丈な物置小屋の中に「太平山」の石碑が祀られていた。
三角点は、その背後の最高地点にあったが、標石のすぐ西側の斜面は崩落していて崖となっていた。冬眠開けには良い運動で景色もよく、今年一年の安全を祈願してから下山した。
---地名の由来・追記など---
★切石 花崗岩、石切場、キリ(断)イソ(磯)と類義語を重ねた形で「断崖」を示すか。
抜粋「地名用語語源辞典」楠原 佑介・溝手 理太郎 P162 キリイシ
Entry ⇒ 2014.04.15 | Category ⇒ 三等三角点 | Comments (0) | Trackbacks (0)
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